自分に合った髪のケアをしたい。
どんなトリートメントが一番いいのかわからない。
そんなときに知っておきたいのが、トリートメントの成分についてです。
髪の補修でよく使われる成分に『PPT』というものはご存じでしょうか?
美容室のトリートメントメニューや、自宅ケアのトリートメンメントに配合されているもので、髪を補修して綺麗な髪に導いてくれる成分です。
この特徴や、種類を知ることで、製品の裏表示を見たときに
『どんな特徴のトリートメントなのか?』
『どんな効果があるのか?』
が分かるようになり、自分に最適なケアアイテムを探すことができます。
髪の補修成分『PPT』とは?効果と種類
髪のトリートメントをするときに知っていることで非常に有効なのが『PPT』についてです。
これを知ることで、そのトリートメントがどんな効果があるのかがわかります。
『PPT』とは、ポリペプチドのことで、『タンパク質を分解して小さくしたもの』です。
髪のほとんどがタンパク質でできているので、このPPTを使うことで髪を補修し、綺麗にすることができるのです。
このPPTが保湿や補修、コーティングの役割をしてくれて、ダメージして髪は癒してくれるのです。
ダメージした髪は、ぼこぼこに穴が空いたような状態になっていて、これは自分で修復する力がありません。
ここに髪と同じタンパク質を補給して、穴を埋めてあげたり、保湿してコーティングすることによって、髪にツヤが出たり、手触りがよくなったりします。
このPPTにはいくつかの種類があり、その種類によって髪をよくする効果が大きく変わってきます。
この特徴を生かすことで、髪のお悩みに合ったPPTが配合されているのもを選ぶことで、理想のケアが可能になるのです。
主に知っておきたい『PPT』は5つ!
種類としては、もっとたくさんありますがこの5つを抑えておけば、ほぼ問題ありません。
PPTはどんなところで使われているの?
PPTは髪を補修してくれる成分なので、主に『トリートメント』などで使われています。
・美容室のトリートメントメニュー
・自宅用のシャンプーやトリートメント
・パーマやカラーの薬剤
・パーマ、カラーの前処理や後処理剤
などが主な使われ方です。
美容室では、
・髪をケアするメニューとして、トリートメントでふんだんに栄養を補給するもの
・ダメージを抑えた薬剤として、パーマやカラーの薬に混ざっているもの
・より綺麗にパーマやカラーをするために『オプションメニュー』で前後に栄養補給をするもの
などがあります。
薬剤の施術の合間や、薬剤にまざることで綺麗な色に仕上がったり、綺麗なパーマがかかってくれたりするので、美容師さんからの提案があることが多いです。
また、髪をケアしたいという場合のトリートメントメニューでは、いろいろなPPTが配合された集中ケアなどを行うことが多いです。
自宅ケアでは『シャンプー』や『トリートメント』に配合されています。
ツヤがでるもの、
ハリコシが出るもの、
パーマカラーの持ちをよくするもの、
サラサラにするもの、
しっとりするもの
と効果が様々なシャンプーやトリートメントがありますがこれが『PPT』の種類によって変わってくるのです。
美容室のメニューでは、髪に合わせて美容師さんが選んで使用してくれるので心配いりませんが、自宅で使うものはどんなものを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
そんなときにこの『PPT』の種類を知っていると、裏の成分を見るだけで効果効能が分かるようになるのです!!
ケラチンPPT
ケラチンPPTとは、髪の成分に一番類似している成分です。
髪のタンパク質はケラチンというタンパク質でできているので、これと同じタンパク質を使用することで髪をより強固にしてくれます。
イメージしては、『髪をしっかりさせる』というもので
ハリコシを導きます。
硬くなるのではなく、弾力が出るというイメージです。
髪が細くなってしまった…
髪が柔らかくて腰が無い
そんな人にオススメです。
薬剤には、パーマに相性がよく、髪に弾力を与えることでしっかりとした綺麗なカールを作ってくれたり、ダメージの抑制をしてくれます。
コラーゲンPPT
コラーゲンPPTは水分と相性がとてもいいのが特徴です。
コラーゲンがよく耳にすることも多いですよね?
肌質をよくしたり、サプリメントや化粧品に使われていますが、『プルプルになる』というイメージだと思います。
それと同じく、髪を『プルプル』にしてくれるものと覚えておきましょう。
グリシンとプロリンが50パーセント有しているアミノ酸でうるおいを与えてくれるものですが、髪の内部の水分補給というイメージです。
髪はダメージを受けると、水分を保持しにくくなってしまい乾燥してしまいます。
これをコラーゲンPPTが水分を保持することで手触りをよくしてくれるのです。
ダメージ毛や、乾燥した髪にオススメです。
小麦PPT
これは、植物由来の成分で、オーガニックなどに使われることが多いです。
その中での小麦PPTはコーティングをしてくれるものです。
PPTの分子量が大きいので髪の表面に被膜を作ってくれて、手触りやツヤを道びいてくれます。
べたつくこともなく、保水効果もあるコーティングなので髪を保護するのに役立ちます。
カラーの色持ちをよくしてくれる効果もあるのでヘアカラーのもオススメです。
植物由来なので小麦粉などのアレルギーの場合は使用しないほうがいいので注意しておきましょう。
大豆PPT
これもオーガニック成分です。
大豆に34~44パーセント含まれてるアミノ酸は酸性、アルカリ性、中性とバランスよく良く含まれています。
これも髪の表面をメインに補修してくれて髪をしっとり、しなやかにしてくれます。
髪の表面にしっかりと付着してくれるので、髪をしっとりまとまる髪にしてくれます。
髪が多くて広がってしまう人にオススメです。
シルクPPT
シルクPPTは髪の被膜を作りなめらかにしてくれる効果があります。
シルクというと、つるつるして柔らかいイメージですが、これと同じく髪をつるつるにして柔らかくしてくれるものです。
繊維状のタンパク質と無形のタンパク質をもっていて、光沢と補強を髪に与えてくれます。
イメージとしては、内部強化とコーティングの両方を行ってくれるものです。
・フェブロインというものが、優れた被膜性で髪のキューティクルを補強してくれます。
・セリシンというものが、保湿効果でうるおいを与えてくれます。
このように万人に効果が期待できるものなので迷ったらこの成分がオススメです。
まとめ
『PPT』の種類を知ることで、どんなケアをするのが自分の髪にいいのかがわかってきます。
髪質や髪の悩みに合わせて使うシャンプーやトリートメントを選んでいきましょう!
・ケラチンPPT
髪をしっかりさせてくれて、柔らかい髪や弾力が欲しいときにオススメ
・コラーゲンPPT
髪に水分を与えてくれて、乾燥してしまう髪にオススメ
・小麦PPT
髪のコーティングをしてくれて、カラーの色を持たせたいときやツヤが欲しいときにオススメ
・大豆PPT
髪をしっとりさせてくれて、まとまらない髪にオススメ
・シルクPPT
コーティングと保湿をしてくれて、つや感と手触りをよくしたいときにオススメ
以上が主な種類と特徴です。
それぞれの特徴を参考に、自分のなりたいイメージに合うものをえらんでいきましょう。
また、さらにツヤツヤでまとまる髪にしたい場合は、美容室のメニューでオススメの方法もあるので参考にしてみてください。
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