美容室でカラーをした後、『少しでも長く色を持たせたい!』
そんな思いは痛いほどわかります。
・髪の状態によっては2,3週間で色が変わってしまったり…
・色落ちも為、全体カラーの繰り返しで髪がダメージしてしまったり…
せっかく綺麗になった髪を少しでも長く保つための自宅でできる方法をご紹介していきます。
プロフィール
川合 甚(じん)
ヘアカラーの色持ちをよくするには?自宅でできるケア方法
美容室でヘアカラーをした後、どのくらい色がキープしてくれますか?
これは髪の状態や髪質で大きく変わっていきますが、
・早い人で、2週間
・平均1か月弱
・ブラウンカラーで髪のダメージが少ないと、毛先染めをほどんどしなくてもいい場合も
この色持ちの差は
・髪のダメージ
・仕上がりの色
によって変わってきます。
髪がダメージしているほど色落ちは早く、明るい淡いカラーほど色落ちが早いです。
一方、健康な髪で、ブラウンに近いほど色持ちがよくなります。
色落ちがしにくいカラーをしている場合は、髪のダメージを抑えるために、少しでも毛先を染める回数を減らしていきましょう。
1か月以内にカラーの色が落ちてしまう場合は、
この3つの方法が重要になります!
少しでも長く、ヘアカラーを楽しんでいきましょう。
なぜ色落ちをするの?
ヘアカラーが半永久的であったらすごくいいですよね。
ですが残念なことに、必ずヘアカラーの色は落ちていってしまいます。
その理由は、『後から入れた色素が髪から抜けてしまうからです。』
ヘアカラーは、
⇩
もともと『メラニン』といわれる髪に色をつけているものがたくさん髪の中にあります。
この『メラニン』を少しづつ取っていくことで、髪の色が明るくなってくれるのです。
そして、明るくなった髪に、新しく『色素』を入れていきます。
この『色素』で髪の色をきれいに見せてくれるのですが、後から入れた色は、毎日にシャンプーなどでどんどん出ていってしまうのです。
①の髪を明るくするときに、たくさん『メラニン』を取るほど『色素』が邪魔されずより綺麗なカラーが可能になります。
ですが、髪を明るくするほど、髪はダメージして広がった表面から、入れた『色素』が出ていきやすくなってしまうのです。
①の『メラニン』を多く残しておけば、髪の色『色素』で大きく変えることはできませんが、ほとんど色落ちを感じることはありません。
色落ちしにくい髪にするためには、
・もともとの色から大きく変えない
・カラーの回数を減らす
ことで予防はできます。
ですが、イメージのカラーが『メラニン』をたくさん取る必要があった場合は、
・カラー後の広がったか髪の表面をコーティングで守る
・髪の表面を広がったままにしない
ことが重要です。
色落ちしやすい色は?
入れる色によっても『長持ちしやすさ』が変わってきます。
アッシュ系、マット系、赤、ピンク
などの色は、色が落ちやすいです。
もともとの色から大きく変える必要があり、中でもアッシュ系は特に持ちにくい傾向にあります。
もともとの髪質で
『赤い色素をもっている人』と『黄色い色素を持っている人』の2つのタイプがあり、
・赤い色素を持っている人は ⇒ 暖色系が持ちやすいです。
・黄色い色素をもっている人は ⇒ 寒色系が持ちやすいです。
そして、ブラウン系であればあるほど髪の色は持ちやすくなってくれます。
色落ちさせない自宅でできるヘアケア
ここからが本題です。
美容室でできる方法は、トリートメントや、コーティングなどがありますが
毎日の自宅でのケアが何より重要になります。
その方法は3つ
シャンプーの方法を注意する
シャンプーが色落ちの一番の原因になります。
ですが、『シャンプーをしない』というわけにはいきませんよね…
シャンプーに注意するポイントは
・染めたその日のシャンプーを控える
・使うシャンプー剤を気を付ける
この2つの方法です。
染めたその日のシャンプーを控える
カラーをした後は24時間はシャンプーを我慢していきましょう。
白髪染めや、暗いカラーなどではあまり関係はありませんが、『色味を楽しむカラーの場合』はこれが重要です。
カラーをしてすぐの髪の状態では、
・髪の表面のキューティクルが広がっている
・色素が髪の中に定着していない
カラーでは、髪をアルカリに傾け表面のキューティクルを広げることで『色素』を髪の中に入れていきます。
この広がったキューティクルは大きく広がったままの状態になっているのです。
この状態からある程度戻り、色素が安定するまでが『24時間』といわれています。
より色落ちが早い人は、2日間くらい洗わないイメージがオススメです。
また、お湯の温度を下げたりすると色落ちがしにくくなってくれるので、風邪をひかない程度に『ぬるま湯』で洗っていきましょう。
使うシャンプー剤に気を付ける
シャンプー剤によって洗浄力は大きく変わっていきます。
頭皮の状態や、髪に合うシャンプーという意味では、洗浄があるシャンプーのいいのですが、『色落ちさせない』ためには、洗浄のなるべく弱いものがオススメです。
カラー用のシャンプーや、『アミノ酸系』のシャンプーを使用していきましょう。
特に高級アルコール系のシャンプーは洗浄が強い為避けておくのをオススメします。
裏の成分表示にラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Naなど、成分名に硫酸と入るもののことで、薬局で買えるシャンプーはほとんどがこれなので注意しましょう。
色素を少しずつ入れてくれるシャンプーもあります。
『カラーシャンプー』といわれるもので、染めた色に合わせて「アッシュ系、ピンク系、マット系」などの色のついたシャンプーで毎日少しずつ髪に色を入れていく方法です。
シャンプーでカラーの色素が流れてもシャンプー剤で補給するイメージです。
すぐに髪を乾かす
つい面倒で、髪を乾かすのが後回しになっていませんか?
髪は濡れているときが一番キューティクルが広がっています。
濡れている時間が長いほど、色落ちも早くなるので、できるだけ早くしっかり乾かしていきましょう。
髪の水分が自然乾燥になるとき、表面のキュークルを広げてしまいます。
この広がったキューティクルが色落ちの原因となってしまうのです。
乾かす前には、洗い流さないトリートメントでしっかりコーティングをして、最後までしっかり乾かし、もう一度洗い流さないトリートメントでのコーティングをしていきましょう。
紫外線対策をする
紫外線も髪の色を落としてしまう大きな要因です。
ヘアカラーでは、『活性酸素』といわれるものを発生させて『メラニン』を分解していきます。
そして髪に色を入れていくのですが、紫外線は再び『活性酸素』を発生させてしまい、入れた色素を攻撃してしまうのです。
せっかく入れた色も『紫外線』を浴びることで、色素が壊れて色が変わってしまいます。
なので、紫外線をブロックするためのUVケアを忘れずにしていきましょう。
スプレータイプのものなどは使いやすくかみ全体にべたつかずについてくれるのでオススメです。
まとめ
いかがでしたか?
せっかくの綺麗な色を少しでも長く持たせるには
『髪の表面をいかに広げないか』
『色を流れ出ないようにする』
『紫外線をカバーする』
ことが重要です。
その方法とし
・染めてから24時間は洗わない
・ぬるま湯でのシャンプー
・洗浄の弱いシャンプー
・濡れてい時間を短く
・洗い流さないトリートメントをドライヤーの前後につける
UVスプレーなどのケアアイテムをつかう
この3つが重要になります。
少しでも長くケアカラーを楽しみ、カラーの無駄な回数を減らしてダメージを抑えていきましょう。
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