『パーマをかけたい』
と思ったときに、一番ご相談いただくお悩みが
『パーマってやっぱり髪が痛むの?』
という疑問が一番多いです。
結論から言いますと、
パーマでのダメージはほとんど軽減することができます。
もちろんダメージが0になることはないですが、美容師側が正しくパーマかければ、ダメージをほとんど感じることはありません。
ですが、
痛んでしまった経験がある方も多いのは事実です。
そんなことにならないために、今回は
『パーマのダメージの理由』と『パーマを綺麗に見せる方法』をご紹介いたします。
プロフィール
川合 甚(かわい じん)
パーマってどのくらい痛むの?気になる髪のダメージを青森の美容師が解説
『パーマはやっぱり痛むでしょうか?』
それは、正確にこのくらい痛むとは表すことはできませんが、
『カラーでのダメージと同じくらいの髪の負担がある』
と思っておきましょう。
少し髪を明るくするくらいでは、ほとんどダメージを感じませんよね?
ブリーチをしたり、ハイトーンカラーにすると髪のダメージは大きくなります。
これと同じ感覚で、
ゆるふわのパーマではダメージを感じることは無く、
ぐりぐりパーマに近いほどダメージが大きいです。
『特別に痛むほどではないですが、程度によってはダメージを感じる』
というもので、大きな警戒をするほどではありません。
最近のパーマ剤はかなりダメージを抑えることができますし、美容師が日々勉強している理論でも『ダメージを最小限にする方法』がどんどん解明されています。
・ブリーチ毛
・縮毛矯正毛
・ハイダメージ毛
・日々アイロンを繰り返している髪
・ホームカラーをしている髪
詳しくはこちら⇩
ですが、『パーマで痛んだ』と思う事例もあります。
その理由は、
『パーマはダメージして見えやすい』ことにあります。
パーマは、ダメージして見えやすい。
実際に髪が痛んでいるのと、ダメージして見えるのは大きく違います。
『実際にダメージしてしまって場合』は、ケアを繰り返してもなかなか綺麗になることは難しいです。
ですが、『ダメージして見える』場合は、簡単な一工夫で綺麗なスタイルになるのです。
ダメージして見える理由
痛んでしまった髪は
『パサつき、広がり、ごわつき』などを感じますよね?
パーマをかけた髪をドライヤーでただ乾かすと
・毛先が広がる
・パサパサになる
・引っ掛かり指通りが悪くなる
などのことが起こりやすくなります。
これがダメージして見える原因です。
パーマは『髪が乾燥しやすくなる』と覚えておきましょう。
パーマは髪が乾燥してしまうので、だたドライヤーで完全に乾かすと、一本一本がバラバラになるので、綺麗に見せることができません。
このバラバラになった状態が
・ツヤが出なくなる
・引っ掛かりやすくなり
ことにつながります。
パーマのダメージの原理
パーマは、髪の表面を広げて、髪の中の形を変えていきます。
このように髪の中の成分を切って、曲げた状態でつなげるのがパーマです。
この反応をさせるために、髪の表面のキューティクル『ウロコ状の部分』を広げていきます。
・キューティクルを広げる
・髪の中の形を変える
時にダメージが発生していくのです。
ですが、今のパーマは
・ほとんどキューティクルを広げない方法
・髪の中をできるだけ傷つけない方法
がありますので、
もともとダメージが進んでいない限り大きな心配はありません。
ダメージしているかも!と思う方はこちらを参考にしてください⇩
綺麗に見せる方法
上記のようにパーマはダメージして見えやすいときもありますが、綺麗に見せるのは簡単で、
弱いスタイリング剤をつけるだけでいいのです。
なので、パーマをかける上での注意点は
『ただ乾かしただけでは、イメージの形にはならない』と思っておきましょう。
ニュアンスはただ乾かしただけでできますが、スタイリングを軽くすることが理想のスタイルに作る必須条件です。
濡れているときはいい感じのパーマ
パーマをかけた髪は濡れた状態では、綺麗ですよね?
※もし濡れた状態で好みでないなら、美容室でかけ直してもらいましょう!!
この濡れた状態の形をスタイリングで作ればいいのです。
髪は乾くと図のように毛先がバラバラの方向になっていきます。
毛先がバラバラの時は、『保湿』して『スタイリング剤』を毛先全体に馴染めせれば綺麗になります。
ポイントは、『保湿』と『スタイリング剤』です。
『保湿』
洗い流さないトリートメントは、オイルではなく、
・ミルクタイプ
・ウォータータイプ
・油分
どれかを使っていきましょう。
髪の中に保湿しやすいのが上記のものです。
毛先、カールを出したい部分を中心み揉みこんでいきましょう。
スタイリング剤
弱いものを使うのがオススメです。
髪全体に馴染ませることが大切なので、強いスタイリング剤では、難しいです。
手になじませて、全体に手櫛を入れるようにすると、勝手毛束ができて簡単にスタイリングができます。
私がよくオススメする方法は、
ワックスと洗い流さないトリートメントを手の中で混ぜてつける方法です。
混ぜることで、髪に馴染ませやすくなり簡単いにスタイリングができます。
※混ぜるのはオイルでもOKです。
まとめ
パーマでのダメージは決して大きくはないのですが、ダメージして見える場合もあります。
『乾燥』が大きなデメリットではありますので、
・洗い流さないトリートメントでの保湿
・弱いスタイリング剤を髪全体になじませる
この2つを必ず行っていきましょう。
また、例外としてパーマをかけてはいけない場合もあるので、これには注意しておいてください。
(冒頭の※)
パーマをかければ、美容師さんがスタイリング方法をしっかり教えてくれますので、気軽に相談することがオススメです。
また、濡れた状態でもイメージのパーマになっていなければ遠慮せずかけ直しをお願いしましょう。
ラインでのご相談も承っております。
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