髪がいい香りのする女性はつい振り返ってしまうほど素敵ですよね?
・せっかくのシャンプーのいい香りを少しでも長く髪に残したい!
・髪や頭皮のにおいが気になる…
せっかく気に入った香りのシャンプーを使ったのに、朝になっると香りが消えてしまいがっかりした…
なんて経験はありませんか?
そんな方に是非参考にしていただきたい方法をご紹介いたします。
プロフィール
川合 甚(かわい じん)
シャンプーの香りを残したい方必見!持続する方法を青森の美容師が紹介
シャンプーの香りを髪に残したい!
と思う方も多いのではないでしょうか?
ですが、強い香りで無理やり残しては意味がなく、いい香りのまま髪に残したいですよね。
美容室帰りでは、いい香りが持続することも多いと思います。
私たち美容師が髪のケアで気をつけている方法が、この香りを持続させるコツになっているのです!
そのポイントが
・シャンプーの方法を見直す
・トリートメントは髪だけにつける
・ドライヤーでしっかり乾かす
この3つです。
特別なことではなく、丁寧な方法が髪を綺麗にすることや香りをのこすことにつながってくれます。
シャンプーの香りが残らない原因は、『髪の汚れ』『頭皮の汚れ』『髪のダメージ』が原因です。
その原因を対処することが、しっかり髪にいい香りを持続させる近道なのです。
香りが残らない原因
香りが残りにくくなってしまう原因は、汚れとダメージにあります。
もし当てはまる部分があれば、改善していきましょう。
シャンプーで汚れが落ちていない
ただ何となくシャンプーをしていることが多くなっていませんか?
シャンプーはすすぎが一番大切です。
・シャンプー前のすすぎ
・シャンプー後のすすぎ
これがしっかりできていないと、髪に汚れが残ってしまい臭いの元となってしまいます。
シャンプー前にすすぎをしっかりすることで
・余分な汚れを落とす
・シャンプーの泡立ちがよくなる⇒シャンプーの効果が最大限発揮
シャンプー後のすすぎをすっかりすることで
・泡で浮かせた汚れを残さずしっかり流す
・シャンプーの洗浄成分を髪に残さない
などの効果があります。
正しいシャンプーを見直していきましょう。
頭皮の汚れが落ちていない
頭皮は鼻の頭の2倍皮脂が出ています。
頭皮の油分が余計に残っているとシャンプーの香りを邪魔してしまいます。
この油分をしっかり落とすには
・シャンプーの泡をしっかり頭皮につける
・シャンワーを頭皮全体にしっかり当てる
・ブラッシングをする
などが重要です。
余分な皮脂はホコリや汚れと混ざって嫌な臭いの原因となってしまうのでしっかり除去しておきましょう。
髪のダメージ
髪のダメージがあると、ツヤ手触りだけでなく、香りを逃がしてしまう原因にもなってしまいます。
図のように、髪の表面にはウロコ状のキューティクルがついてますが、これがはがれてしまうと栄養を逃がしていってしまうのです。
ダメージしないように日々のケアが大切なのですが、
・トリートメント、洗い流さないトリートメントで髪の表面をしっかり保護することが大切です。
香りを残すための3つのポイント
香りが残らない原因を対処することが、いい香りを髪に残す一番の近道になります。
ポイントは3つ
・シャンプーの方法
・トリートメントの方法
・ドライヤーの方法
です。
シャンプーの方法
一番大切なのがこの『シャンプーの方法』です。
シャンプーのポイントは
・ブラッシングをする
・シャンプー前のすすぎ
・泡立ちと洗い方
・シャンプー後のすすぎ
この4つです。
ブラッシング
シャンプー前にブラッシングすることで、余分なホコリや汚れを取ることができます。
一日を過ごした髪は意外に多くの汚れがついてしまっているので、ブラッシングをしておくことで、シャンプーの効果が高まるのです。
絡まりやすい人は、特に毛先から引っ掛からないようにしていきましょう!
毛先からとかして、頭皮をやさしくブラッシングすることが大切です。
シャンプー前のすすぎ
実はお湯だけで7割の汚れが落ちてくれます。
お皿を洗う時も、油汚れにいきなり洗剤をつけても落ちにくいですが、お湯で余洗いすると綺麗に落ちますよね?
これと同じようにシャンプー前にすすぎがとても重要です。
理想は37度ほどのお湯で流すととても落ちやすいです。
しっかりお湯ですすぐことで、余分な汚れが落ちてシャンプーの泡立ちもよくなります。
泡立ちと洗い方
泡立てをしっかりしていきましょう。
この泡が、シャンプーの栄養や洗浄をしてくれるので、泡立ちが悪いと効果を発揮できません!
スタイリング剤などがついていて泡立ちが悪い時は、2回シャンプーがオススメです。
しっかりと泡立つことで、シャンプーのいい香りがしっかり髪につきことと、摩擦を軽減して髪を傷つけることもありません。
頭皮を優しく揉むように洗っていきましょう。
シャンプー後のすすぎ
シャンプー後に軽くすすいだだけでは、せっかく落とした汚れが毛先にのこってしまうことが多いです。
泡が落ちた後は、頭皮からしっかりシャワーをあてて⇒毛先をしっかり揉みこんで流しましょう!
汚れや余分な洗浄成分をしっかり流すことで、髪のダメージも軽減してくれます。
トリートメントの方法
トリートメントは毛先につけるのがポイントです。
特殊なもの以外は、頭皮についてしまうと余計な膜になってしまうので、髪だけにつけるようにしていきましょう。
時間を置くよりも、できるだけすべての髪にまんべんなくなじませるイメージです。
流し残しも雑菌の繁殖の原因となるので、ぬるぬるしなくなる程度に流していきましょう。
できればシャンプーと同じ系統の香りを使う方が相乗効果でいい香りを残しやすくしてくれます。
ドライヤーの方法
自然乾燥や、濡れたままの放置が長いほど香りをどんどん逃がしてしまいます。
お風呂から上がった後は、すぐに乾かすようにしましょう。
タオルでしっかり水分を取る
ゴシゴシこすってはいけません。
タオルで頭を抑えるようにしてしっかりと水分を取っていきます。
水分が残っているとドライヤーが大変ですし、乾きにくい状態でのドライヤーは過剰に熱ダメージを与えてしまう原因にもなります。
根本から乾かす
ドライヤーは乾きにくい部分の根本から乾かすことが大切です。
乾きやすい部分が過剰に乾いて熱ダメージを受けてしまうと、香りもどんどん逃げてしまいます。
内側から乾かして最後に表面を乾かしていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
丁寧にケアすることがいい香りを髪に残す一番の方法です。
我々美容師はお客様の髪を綺麗にするためにこのような方法を意識して行っています。
結果これが、髪をツヤツヤにして、まとまりよく香りも持続してくれるのです。
すべては難しいという方も多いと思うので、まずできそうな部分から実践してみてください。
少しでも参考になっていただければ幸いです。
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