クセが気になる方にとって縮毛矯正は理想的な髪にしてくれるとてもいいものですよね。
そんなサラサラ、ツヤツヤの髪には満足だけど
・毛先のカールも楽しみたい
・根元が伸びてきたから次に縮毛するまでストレートアイロンを使いたい
・うねりが強い部分は縮毛矯正だけでは満足できない
そんな場合はアイロンやコテを使いたくなりますよね。
このよな方のために「縮毛矯正後のアイロンの注意点」をご紹介いたします。
プロフィール
川合 甚(かわい じん)
縮毛矯正の髪にアイロンは使っても大丈夫??青森の美容師が解説
結論から言いますと、
「使っても大丈夫ですが、ダメージになる危険はあります」
縮毛矯正をかけた後の髪の状態により、
危険が少ない場合と
アイロンをしない方がいい場合があるので注意が必要です。
基本的に縮毛矯正をかけた部分は
・アイロンが効きにくい
・ダメージしやすい
・乾燥しやすい
・摩擦が起きやすい
などのデメリットがあります。
これは
「強く縮毛矯正をかけた部分ほど」
「カラーなどその他のダメージが進んでいるほど」
「縮毛矯正を繰り返すほど」
危険は高まってしまいます。
なのでアイロンやコテを使う場合は
・毎日の使用を避ける
・髪に負担のすくない方法で(使うアイロンや温度)に注意する
・アイロンを使用する部分は縮毛矯正を強く反応させない
ということが重要です。
縮毛矯正をかけた髪がアイロンが効きにくい理由
縮毛矯正の原理としては、髪の中の形を変えていきます。
髪の中の結合を薬剤で切ってまっすぐにつなげなおすことでクセを伸ばしてくれるものです。
ヘアアイロンも同じような原理で形を作っていくのですが
この結合には種類があり
「薬剤で反応する結合」
「水分に反応する結合」
とあります。
この「水分で反応する結合」があることでアイロンで形を作ることができるのですが、縮毛矯正がしっかり効いてくるほどこの結合が変化しなくなるのです。
髪の中の話はのでわかりにくいですよね^^;
縮毛矯正で真っ直ぐにした部分(結合)が多いほど
・アイロンは効きにくい
・シャキッと真っ直ぐになる
・強いうねりも戻らない
水分で変わる結合を残すほど
・アイロンは効きやすい
・乾くと強いうねりは戻りやすい
という特徴があります。
なのでアイロンでカールさせる場合は縮毛矯正をかける前に美容師さんに相談しましょう!!
アイロンでカールさせたい部分は強く薬剤を反応させないことがオススメです。
すごくクセが強く、毛先までしっかり真っ直ぐにした場合はアイロンを使用しない方がいいでしょう。
縮毛矯正をかけた髪のアイロンのダメージ
縮毛矯正が効いているほどアイロンのダメージは通常の何倍にもなってしまいます。
縮毛矯正をした髪は
・乾燥しやすい
・摩擦を起きやすい
などで熱による負担とはとても相性が悪いのです。
しっかり真っ直ぐにしな部分ほどアイロンが効きにくいので余計に熱を当ててしまいさらにダメージする危険があります。
毛束を少なくしてアイロンを当てる
時間はかかってしまいますが、アイロンの時の毛束はすくなくすることはおすすめです。
毛束を欲張りすぎると中心の髪が形を作るまでに長い秒数を当て続けなくてはいけません。
中心の毛がちょうどいい温度になる頃には挟んだ表面が高温になりすぎてしまうのです。
なので
少ない毛束で素早く当てることが重要です。
摩擦の起きにくい状態で
洗い流さないトリートメントでの保護は必ずしていきましょう。
ほとんどの場合が朝アイロンを使いますよね。
シャンプーしてすぐの時は髪の中に水分が残っているので熱負担は少なくなりますが、時間が経ってしまうと髪は芯から乾燥してしまいます。
この状態でアイロンを使うと、
・形が変わりにくい
・ダメージしやすい
ということにつながってしまうのでしっかり保湿してからアイロンを使いましょう。
また、縮毛矯正をした髪は乾燥しやすく摩擦も起きやすいので、
「セラミック系」の摩擦の少ないアイロンを使うのもおすすめです。
うねりが気になる場合
縮毛矯正をかけても、寝癖や乾かし方などでもうねりが戻ったりします。
また、アイロンを使った方がツヤが出るのでついストレートアイロンを使いたくなる時もあると思います。
できればこの場合アイロンは避けて水で濡らしてからドライヤーで整えるようにしましょう。
アイロンを繰り返したり、ダメージした髪は次回の縮毛矯正が効きにくくなってしまいます。
次に縮毛矯正を絶対にかけない毛先部分には少しアイロンを使っても大丈夫です。
また、根元の健康毛でクセが出てきた部分が気になる場合は
「縮毛矯正部分にできるだけ熱が当たらないように」
アイロンを使っていきましょう。
まとめ
縮毛矯正の髪はアイロンを十分に注意して使っていきましょう。
縮毛矯正のかけかたで
・アイロンをしても大丈夫な髪
・アイロンをしてはいけない髪
と別れてきますので美容師さんとの相談も大切です。
アイロンを使う時は
「少ない毛束で素早く」「保湿を保護」を心がけていきましょう。
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