せっかく綺麗にかかったパーマを
『もっと長く持たせたい!』
と思った方も多いのではないでしょうか?
私も同じ思いです。
もちろんパーマの持ちには限界もありますが、すぐ取れてしまうには原因もあります。
長持ちさせる方法と取れやすくしてしまうNG方法を知り、少しでも長くヘアスタイルを楽しんでいきましょう。
プロフィール
川合 甚(かわい じん)
パーマの持ちをよくする5つの方法!長持ちの秘訣
パーマがすぐになくなってしまう…
綺麗にかかったパーマなので少しでも長く持たせたい…
そんな思いの方のために、『パーマを持たせる5つの方法』をご紹介していきます。
大前提として、パーマがかかっていることが重要です。
中にはパーマが弱い場合はすぐになくなってしまうので
『洗ってすぐなくなってしまう』
などの場合は、美容室でかけ直してももらいましょう!
そして綺麗にパーマを維持できる期間は、
・デジタルパーマの場合 ⇒ 約半年
・普通のパーマの場合 ⇒ 2か月から3か月
・エアウエーブの場合 ⇒ 1か月から2か月
パーマのスタイルによっても変わってくるので、パーマをかけてくれた美容師さんに『次回パーマをするタイミング』は聞いておきましょう。
この期間よりも早く取れてしまわない方法や、少し期間を長くする方法として
・パーマをしてから48時間シャンプーを避ける
・シャンプーを優しい成分のシャンプー剤に変える
・ドライヤーの前にしっかりと洗い流さないトリートメントで保湿する
・高温、高熱を避ける
・髪の刺激を避ける
この5つの方法で少しでも長くパーマを楽しんでいきましょう。
パーマをしてから48時間シャンプーを避ける
シャンプーをしないのは夏などでは難しい為、できればで構わないのですが、48時間ほどシャンプーを避けるとパーマの持ちもよくなります。
パーマは、髪の中の形を変えてかけていくので、それが定着するのに少し時間がかかってしまうのです。
図のように髪の中の『結合』を薬剤で切って、曲がった状態でつなげ直していくのがパーマです。
このとき、パーマをした直後は
・髪の表面のキューティクルが広がっている
・髪の中の結合を切る力がなくなりきっていない
このような状態になっています。
・髪の表面のキューティクルが広がっている
パーマの薬を髪の中に反応させるために、表面にあるキューティクルというウロコ状のものを広げていきます。
これがもとに戻るのに時間がかかり、パーマ直後は広がったままになっているのです。
この状態では、髪の中の栄養が出やすかったり、髪の水分も出て乾燥しやすい状態です。
また、髪の中のパーマをかけた部分も影響しやすい状態なので、髪が濡れることや、シャンプーにより栄養の流失や、パーマのダレにつながってしまうます。
美容室でのトリートメントはこれを防ぐ効果もあり、美容室でのトリートメントや、しっかりとしたパーマの方法ではこれをかなり軽減もできるので、トリートメントをすることがオススメです。
髪の中の結合を切る力が残っている
パーマでは、1つ目の薬が髪の中の結合を切っていきます。
この力は、2回目の薬でほとんどなくなってくれるのですが、完全になくなるには時間がかかってしまい、パーマ後も残ってしまっています。
この結合を切ってしまっていり状態で、シャンプーをしたり、乾かすときにドライヤーで引っ張ったりしてしまうと、パーマがなくなってしまうのです。
パーマがかかった状態で、乾いた髪であれば、たとえ結合が再び切れてしまっても、形を変えることなく、空気中の酸素でまた曲がったままくっついてくれます。
なのでできるだけシャンプーや、髪を濡らすことは、48時間ほど我慢することがオススメです。
ですが、髪の汚れや、頭皮の汚れはそのまま放置するのもよくないので、必要な場合はシャンプーをしましょう!
シャンプーを優しい成分のシャンプーに変える
シャンプー剤の洗浄力もパーマの持ちに大きく関係しています。
強い洗浄や、強う刺激はパーマを取ってしまう原因になってしまうのです。
特に『高級アルコール』といわれる洗浄成分「ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Naなど、成分名に硫酸と入るもの。」は、髪や頭皮に負担を与えてパーマが取れるのを速めてしまいます。
髪の水分や栄養を補ってくれるシャンプーを使っていきましょう。
ドライヤーの前に洗い流さないトリートメントをつける
パーマの大敵となってしまうのが、
・熱
・乾燥
です。
何もつけずにドライヤーをしてしまうと、ドライヤーの100度ほどの風で髪が弱ってしまい、パーマに影響してしまいます。
また、髪が乾燥することでも、パーマが緩くなってしまうのです。
これは、髪のダメージとパーマの結合が関係しています。
髪がダメージしてしまうと、髪が柔らかくなり、コシななくなることでパーマが綺麗に出なくなってしまいます。
テロっとしたパーマになり、乾かすとパーマがなくなりやすい髪になってしまうのです。
また、髪が乾燥することで、髪の中のパーマで作った結合が切れてしまい、再び水分を含んだときに元のパーマをかける前の状態に戻っていってしまいます。
なので、髪が乾燥しないようにと、熱から髪を守るために洗い流さないトリートメントをしっかりつけてからドライヤーをしていきましょう。
高温高熱を避ける
パーマをかけたけどもっと綺麗なカールにしたくてアイロンを使っりするのもパーマが取れてしまう原因です。
もちろんアイロンを使うと綺麗なスタイリングができるので、パーマよりもずっといい仕上がりになりますので、アイロンを簡単にするためにパーマをかけたのであれば、ヘアアイロンを使用しても問題ありません。
ですが、パーマをできるだけ持たせたいときはアイロンは控えておきましょう。
髪が高温になった時に、パーマでかかった結合が壊れていきます。
髪が柔らかくもなり、コシがなくなってパーマがダレていってしまうのです。
また髪のダメージにも多きくつながってしまい、『パーマがかかりにくい髪』になってしまうこともあるので、パーマだけでスタイリングもしたい場合はアイロンを使用しないことをオススメします。
髪の刺激を避ける
髪が濡れている状態が一番危険です。
濡れている時がダメージしやすく、パーマもとれやすくなってしまうので
・めの細かいクシでとかしたり
・引っ張ってしまったり
・タオルでゴシゴシこすったいり
などは避けておきましょう。
これらのことで、髪がダメージしてしまい、パーマがダレてしまうことにつながってしまいます。
・優しく指で髪をとかす
・こすらずタオルで包むようにふき取る
・優しくドライヤーを当てる
ことが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
以上がパーマの持ちをよくする方法です。
・パーマをしてから48時間シャンプーを避ける
・シャンプーを優しい成分のシャンプー剤に変える
・ドライヤーの前にしっかりと洗い流さないトリートメントで保湿する
・高温、高熱を避ける
・髪の刺激を避ける
必ず実行できない場合もあるのと、スタイルやパーマによって変わる部分もあるので担当に美容師さんにも相談してみることもオススメです。
また、完全パーマがなくなる前にもう一度パーマをかけることで、パーマが持ちやすい髪になってくれるので、
『持ちにくいから、強くパーマをかける』
のではなく
『優しいパーマを繰り返しかける』
ことが一番オススメです。
細かく相談して施術をしたい場合はこちらを参考にしてみてください。
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