髪をカールさせたり、ストレートにしたりと、お洒落を楽しむ為に髪の形は重要です。
そんなとき、『パーマ』でスタイリングする方法と『アイロン』でスタイリングする方法では、どちらが髪にいいのでしょうか?
そんな疑問を解決するために、髪のダメージについてご紹介していきます。
ヘアアイロンとパーマどっちが痛むの?
髪をスタイリングするときに、『毎日アイロンで形を作る場合』と『パーマをかけてスタイリングする場合』で、ダメージの少ない方法を選びたいですよね。
美容師さんはよく『アイロンをすると痛むからパーマをかけましょう』という場合が多いです。
そんな疑問を持つ人も多いと思います。
結論から言いますと『パーマのほうが痛まない』ですが『アイロンのほうがきれいに見えます。』
髪の状態や、パーマの方法によって大きく変わるので、必ずしもではないのですが、
『パーマはかけ方や薬剤でダメージをコントロールできます』
『アイロンは、たとえ痛んでも、アイロン後は髪がダメージして見えません』
なので
見た目重視であれば『アイロン』がオススメ。
簡単にであれば『パーマ』がオススメです。
『パーマの場合』
パーマのメリットは
パーマのダメージ
パーマで起こるダメージは、薬剤により髪に負担がかかります。
・表面のキューティクルが広がる
・髪の中のコルテックスが負担を受ける
薬剤を髪に浸透させるときに表面にあるウロコ『キューティクル』を開いていきます。
そして髪の中の組織『コルテックス』を傷つけてしまうことが髪のダメージにつながってしまうのです。
このダメージは、『強い薬を使うほど』大きくなります。
ですが、弱い薬ほど、パーマがかかりにくいので、弱い薬でしっかりかける技術がある美容師かそうでないかでダメージが大きく変わっていくのです。
ある程度健康な髪であれば、大きなダメージを感じることはありません。
ですが、もともと髪のダメージが進んでいると、パーマをすることで、一気にダメージが加速し『すごく痛んで見える』こともあります。
なので、髪の状態をしっかり判断してもらい『ダメージが進んでいる』場合は、パーマはかけないことをオススメします。
特にアイロンでのスタイリングを繰り返した髪は、パーマがかからず【すごく痛む】ことが多いので、この場合はパーマはあきらめましょう。
ヘアアイロンの場合
アイロンのメリット
アイロンのデメリット
アイロンのダメージ
ヘアアイロンでは、『熱』によるダメージが大きいです。
髪の温度が150から200度まで上がってしまうので、ダメージしないはずがありません。
熱により、表面のウロコ『キューティクル』がはがれ、髪の中の作りが変わっていきます【タンパク変性】
このことで、髪が弱ってしまい『パーマやカラーへの影響』『乾燥によるパサつき』などをおこします。
そしてこの状態は、どんなにケアしてももとに戻りません!!
ですが、『そんなに痛んで見えない』のも特徴です。
表面のキューティクルのダメージは『パサつき』『広がり』として見えますが、髪の中のタンパク変性は見た目に現れません。
パーマやカラーをしたときにはじめて深刻なダメージとして出てくるので、アイロンスタイリングはパーマよりリスクは少ないと言えます。
また、アイロンでスタイリングすることで、ツヤがでるので、たとえ痛んでも綺麗に見えるのです。
『アイロンを毎日使います!』と、使わない日が無いのなら、アイロンスタリングの方がパーマよりオススメです。
パーマがオススメの場合
パーマは結果的には、アイロンよりダメージが少ないです。
ですが、もともとダメージしていると、パーマをかけることでものすごく悪化していしまうので注意が必要です。
こんな人にはアイロンよりパーマがオススメです。
パーマは繰り返すほど、持ちのよくなり髪に馴染んでくれるのと、デザインの幅も大きく広がります。
毎日アイロンを使うのは大変ですよね…
そんな場合はパーマをかけましょう。
一方でダメージしている状態や、綺麗にパーマがかかりにくい髪質の場合は、『かけなければよかった』と後悔につながってしまうので、しっかりと相談していきましょう。
アイロンがオススメの場合
アイロンは圧倒的に綺麗なスタイルが作れます。
どんなにパーマをきれいにかけても、アイロンのスタイルを超えることはありません。
ですが髪のダメージはしやすいので注意が必要です。
そんな方はアイロンスタイリングがオススメです。
髪のダメージは防ぐことができず、どんどん髪が痛んでしまいますが、しっかりとした保護で抑制し、毎日アイロンをつかうことで、痛んだ状態に見せないことができます。
どんなに痛んでも『アイロンでツヤ出せばいいのです!』
なかなか美容室で思うようにならないこともありますよね…
髪質や、スタイルによってパーマで表現しにくい場合も多いので、そんなときはアイロンでスタイリングした方が簡単でストレスもありません。
まとめ
アイロンとパーマ、どちらがいいかはスタイルや髪質、日々のケアによって大きく変わります。
ダメージしにくいのはパーマですが、綺麗なのはアイロンです。
信頼できる美容師さんにしっかり相談してきましょう。
・普段のスタイリング
・理想のイメージ
・自分の髪質
・今までの施術履歴
これらをしっかり共有してくれる美容師さんなら、正確なアドバイスをしてくれます。
また、なかなか担当の美容師さんが見つからない場合はご相談ください。
お悩みやイメージをお聞きし、いつでもキレイのためにサポートさせていただきます。
ラインでのご相談も承っております。
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