クセで悩む女性の救世主である『縮毛矯正』
髪の広がりや、湿気でのうねり、クセでスタイリングが大変…
そんな髪を『ツヤのあるサラサラな髪』にしてくれる縮毛矯正は、とても魅力的なものです。
ですが、
『縮毛矯正ってどのくらい痛むの?』
『カラーやパーマをしても大丈夫?』
『ブリーチしていても平気かな?』
などの疑問をこの記事で解消いたします!
間違った状態での施術は、取り返しのつかない『チリチリの髪』になってしまいます。
そんなことの無いように、『縮毛矯正の髪のダメージ』を詳しく解説!!
縮毛矯正をする前に知っておきたい髪のダメージ!!
自分のクセに悩む女性が一度は憧れる『ツヤのあるサラサラな髪』
そんな髪に道びいてくれるものが縮毛矯正です。
ですが、
『せっかく綺麗になるために縮毛矯正をしたのに、髪がボロボロになってしまった!』
なんて経験ありませんか?
そんなことにならないためには、
・やってはいけないこと
・縮毛矯正の髪のダメージ
を知っておく必要があります。
もちろん、低ダメージにこだわったものもあり、すべてがNGではないのですが
基本的には
・縮毛矯正は、髪にとって美容室で一番危険なメニューです
・カラーは同時にやってはいけません
・パーマはかからなくなります。
・ブリーチ毛やハイダメージ毛には縮毛矯正はしてはいけません。
この4つを覚えておきましょう。
しっかりと美容師さんと相談の上で縮毛矯正をすることで、ツヤのあるサラサラな髪に導くことができます。
縮毛矯正のダメージってどのくらい?
縮毛矯正は、カラーやパーマと比較にならないほど髪に負担をかけてしまいます。
少し大げさではありますが、『ブリーチカラーに近いくらいの髪のダメージ』と思っておいて間違えはないです。
ですが、縮毛矯正は『ツヤが出る』『サラサラになる』『クセが伸びる』ことで髪がダメージして見えないというのが特徴です。
右の人は明るいカラーをして本当はダメージしています。
左の人は、地毛のままで本当はあまり痛んでいません。
このように、くせ毛の人は自分が痛んでいると感じる人が多いですが、ストレートの人は髪のダメージをあまり感じません。
髪はうねりがあるほどツヤがなくなりパサついたり広がったりして『本当の髪のダメージ』より痛んで見えてしまいますが、
うねりがなくなると、ツヤも出やすく、髪もまとまり、手触りもよくなるので『本当の髪のダメージ』より綺麗に見えます。
一度の縮毛矯正で急激に痛むほどではないですが、繰り返すことでどんどん髪のダメージが膨らんでしまいます。
そして、
『前回までは綺麗になっていたのに、急に髪がボロボロになった』
などということが起こってしまいやすいのが怖いポイントです。
ダメージの要因
縮毛矯正で髪がダメージしてしまう原因は
・薬剤
・アイロンの熱
この2つにあります。
髪の形状を変化させるものなので美容室の中でも特に強い薬を使います。
もちろんダメージを抑えるために、
・栄養補給をしたり
・髪質に合わせて薬を使い分けたり
・ダメージに合わせて部分的に手法をかえたり
と様々な方法で行いますが、完全にダメージを無くすことはできませんし、
『美容師の技術や経験』
『美容室の使っている薬』
で大きく変わってきます。
薬剤でのダメージ
縮毛矯正では、2種類の薬を使い
『1つ目の薬で髪を柔らかくしてクセの原因をほぐす』
『2つ目の薬で、髪の形をキープする』
この原理でクセを伸ばしていきます。
この1つ目の薬がダメージの一番の要因となり、クセが伸びる秘密になります。
この薬でのダメージは
・髪を柔らかくするときのダメージ
・髪の表面を広げるダメージ
の2つがあります。
髪を柔らかくするときのダメージ
髪の中の構造は、図のように『結合』というつながりがあります。
この曲がってつながっている『結合』を1つ目の薬が切り離す
⇩
まっすぐにした状態で2つ目の薬を使い『結合』をつなげ直す
これが大まかな縮毛矯正の原理です。
・切り離しすぎてしまった場合 ⇒ 髪がダメージする
・切り離しが足りないと ⇒ クセが伸びない
健康な髪では、この原理が正常に働いてダメージは大きくなりません。
ですが、ダメージしてしまっている髪は、この『切り離したとき』にもとに戻らなくなってしまうのです。
髪の表面を広げるダメージ
薬を髪に反応させるには、髪の表面を広げていく必要があります。
髪を柔らかくするための薬を髪の中に届けなくてはいけません。
この時に表面にあるウロコ状の『キューティクル』を広げて浸透させていきます。
この広がった状態が髪のダメージとなり、『ツヤの低下』『髪の広がり』『ひっかかり』『パサつき』など様々な要因につながってしまいます。
また、髪の中の栄養もどんどん出てしまうので、髪のダメージが日々進んでしまうのです。
アイロンの熱でのダメージ
1つ目の薬を反応させて、流した後『アイロンをいれて』から2つ目の薬を使っていきます。
この時のアイロンで、髪に形をしっかりつくることでまっすぐな髪になるのです。
縮毛矯正に似ているもので『ストレートパーマ』などもありますが、このストレートパーマは『アイロン』は使いません。
なので
縮毛矯正 = しっかりとうねりをのばす
ストレートパーマ = ボリュームを抑える
このようなイメージです。
このアイロンがクセを伸ばす肝になりますが、同時にダメージにもなります。
・熱による『タンパク変性』
・弱った髪に強い刺激
1つ目の薬で髪が弱っている状態での高熱で引っ張りますのでダメージしないはずがありません。
熱による髪の反応で『タンパク変性』というものがあり、髪のタンパク質が固まって隙間がてきてしまう現象です。
このことで
・髪の芯が弱くなる
・栄養が出ていきやすくなる
・パーマがかからなくなる
などのことが起こります。
そして、髪を急激に熱することや、弱った状態でひっぱることで髪がダメージしてしまうのです。
縮毛矯正の恐怖
ダメージが進んだ状態で縮毛矯正をしてしまったり、縮毛矯正をした後に間違ったことをしてしまうと『取り返しのつかない状態』になります。
繰り返しになりますが、『縮毛矯正した髪がダメージしてみえません』
そのダメージに見えないことが怖いポイントで
本当はすごく痛んでいるのに
・また強い薬で縮毛矯正をしてしまったり
・ブリーチをしてしまったり
・パーマやカラー繰り返したり
・日々のケアがテキトウになったり
などで髪にチリチリになってしまうこともあります。
写真のようになることは、稀ではありますが
・ブリーチ毛に縮毛矯正
・縮毛矯正後にブリーチ
・ホームカラーを繰り返したハイダメージ毛に縮毛矯正
・繰り返しの縮毛矯正
などで急激におこることがあります。
注意したい点として
『美容師さんにとめられたら絶対縮毛矯正をしない』
『縮毛矯正はブリーチしてはいけない』
『縮毛矯正はパーマできない』
『毎回毛先まで縮毛矯正をしてはいけない』
これを守っていきましょう!!
縮毛矯正でダメージを抑える3つのポイント
そんな怖い縮毛矯正も正しく行っていれば何も問題ありません。
ツヤツヤになって綺麗な髪になるとてもいいものなので、しっかりとポイントを抑えて縮毛矯正をしていきましょう。
毎回毛先まではやらない
基本的に縮毛矯正は、一度かけた部分は半永久的にキープしてくれます。
クセが戻ったように見えるのは、根本のうねりが影響して毛先がはねるようになっている場合がほとんどです。
なので、新しく伸びてきてうねりが出ている根本のみに縮毛矯正をするようにしましょう。
そうすることで最小限のダメージに抑えることができます。
理想は3センチから5センチ以上は、根本が伸びてから縮毛矯正をしましょう。
1センチ2センチでは、そこだけ狙って薬をつけたり、アイロンしたりすることができませんので結局何度も薬が反応する毛の部分が出てしまいます。
うねりが強い人や、前髪のうねりなどが3か月もなかなか我慢は難しいですが、できるだけ我慢していきましょう。
トリートメントをしっかりする
家でのケアはもちろんですが、サロンでのトリートメントが重要です。
縮毛矯正は髪の負担が大きく髪の栄養がなくなってキューティクルが開いた状態です。
この状態を改善するために
・髪の中に栄養を補給する
・表面のキューティクルを抑えてコーティングする
ことが大切です。
そして家でのケアもさぼらずに
・しっかりと髪を乾かす
・洗い流さないトリートメントで保護する
などのケアをしていきましょう。
縮毛矯正が得意はサロンを探す
縮毛矯正は技術によって大きな差があります。
時短の美容室では、強い薬で一気にクセを伸ばしたり、工程を短縮したりすることが多いので髪は非常にダメージします。
一方、丁寧にダメージ抑制にこだわった処方で行えば、時間や料金はかかっても綺麗で髪をなるべく痛めないようにできます。
失敗したくない!
そんな場合はしっかりと比較して選んでいきましょう。
まとめ
縮毛矯正はクセに悩む女性のためのとても素晴らしいものです。
ツヤツヤにしてくれて
まとまる髪にしてくれて
サラサラで綺麗
にしてくれるものですが、同時に注意しないといけないことも多いです。
『髪のダメージがとても大きくなってしまう』
『ダメージして見えなくても本当は痛んでいる』
この2つを忘れてはいけません。
そんな縮毛矯正で綺麗な髪を保つためには
・根本のみの縮毛矯正
・トリートメントでのケア
・慎重な美容室選び
この3つを大切にしていきましょう。
オススメの縮毛矯正として、ダメージを徹底的に抑えた縮毛矯正の『ケアルーガ』がオススメです。
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