冬になると静電気で髪がパヤパヤする‥
そんなお悩みも多くお聞きします。
時間のない中、朝セットしたのにクシで解かすとボワーと広がってしまった
なんて経験ありませんか？
今回はそんな静電気の起こる理由と解決方法をご紹介いたします。
プロフィール
川合 甚（かわい じん）
髪が静電気で広がる！！原因と対策を青森の美容師が解説
静電気は髪が乾燥している時に起こります。
静電気自体はなくなることはないのですが
髪が本来持っている「水分」がこの静電気を分解しています。
なので、「水分」がなくなった時に静電気を感じやすくなってしまうのです。
・髪の乾燥
・髪のダメージ
・トリートメント不足
が主な静電気の原因です。
なので
・しっかりとした保湿
・ダメージケア
・トリートメント
がとても重要になってきます。
静電気の仕組み
静電気はプラスとマイナスの電気が接触することで起こります。
人体はプラスの電気を溜め込みやすく、ビニールやアクリルなどはマイナスを溜め込みやすいです。
プラスの電気を溜め込んだ状態で髪が乾燥し
それらが擦れることでの「摩擦」が静電気の原因です。
冬は特に空気も乾燥しますし、暖房の乾燥もあります。
なのでより一層の注意が必要なのです。
保湿での対策
これが一番効果的な方法です。
乾燥と摩擦が大きな原因なので髪をしっかり保湿すればほとんどの静電気を抑えることができます。
・ドライヤー前の洗い流さないトリートメント
・ドライヤー後の洗い流さないトリートメント
をしっかり行なっていきましょう。
また、使うシャンプー剤も洗浄力の弱いものを使うことがおすすめです。
https://hair-kawai.com/2020/07/11/美容室のシャンプーと市販シャンプーの違いを青/
より乾燥している時は、オイルのトリートメントより乳液タイプのトリートメントを使っていきましょう。
それでも乾燥する時は、
クシで解かす前に霧吹きで軽く濡らすこともおすすめです。
髪が湿ってくれれば静電気がおこることはまずないので、軽く霧吹きをしてからくしを入れていきましょう。
使うクシも摩擦が起きにくいもので
木製や静電気防止効果のあるものを使うことがおすすめです
髪のダメージケア
髪のダメージも静電気を起こしやすくしてしまいます。
髪の表面にあるキューティクルが剥がれていると水分を保持しにくくなり、摩擦も起きやすくなります。
美容室での定期的なケアや、自宅でのケアをしっかり行なっていきましょう。
特にカラーやパーマなど薬剤施術をしたといきはしっかりトリートメントをするのがおすすめです。
また、縮毛矯正やデジタルパーマは髪のタンパク質を変化させるためより乾燥しやすい髪になります。
そういった場合はより保湿を心がけていきましょう。
トリートメントをしっかり
シャンプーの後にトリートメントを使うと思うのですが、これを確実にしていきましょう。
まれに
「面倒だから」とハブいてしまう方もいらっしゃいます。
シャンプー剤は髪の汚れをとるたに髪をプラス傾けます。
そしてトリートメントがマイナスの役割をしてくれるので、
・トリートメントをしなかったり
・トリートメントが髪全体に馴染んでいなかったり
などのことで髪がプラスの電気を溜め込んでしまいます。
なので、トリートメントは髪全体にしっかり馴染むようにつけていきましょう。
まとめ
静電気は乾燥する冬にとても起こりやすいです。
防ぐためには
「髪の保湿」と「摩擦の軽減」を心がけていきましょう。
・洗い流さないトリートメント
（ドライヤーの前後、乳液タイプ）
・洗浄の優しいシャンプー
・お風呂場のトリートメント
（全体にしっかり馴染むように）
・クシのとかし方
（摩擦を軽減してくれるクシ、霧吹きを使い）
などの方法がおすすめです。
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