髪がうねってまとまらない‥
乾燥して広がる‥
湿気でボワっとする‥
癖で悩む方からはそんなお声も多くお聞きします。
そんな方のために少しでもまとまりをよくするためのヘアケアの選び方をご紹介いたします。
お悩み解決の手助けになれば幸いです。
プロフィール
川合 甚(かわい じん)
うねりを抑えるトリートメントのコツとは!?
うねりで髪が広がってしまったり、まとまらない‥
キレイな髪に導くには、ヘアケアが大切です。
ですが、どんなにいいものを使っても使用方法や、髪に合ったものでなければ最適な効果が得られません。
正しい使い方やヘアケア方法をしることが艶髪の大きな近道になるのです。
そんなうねりをおさえるための『トリートメント』の選び方をご紹介いたします。
知っておきたいくせ毛の特徴
よく見かける
「クセがおさまるシャンプー トリートメント」などがありますが
シャンプーやトリートメントでうねりをなくすことはできません。
ですが、抑制することにつながったり、まとまりやすくすることは可能です。
クセ毛やうねりが悪化してしまう原因は
・乾燥
・ダメージ
の2つです。
クセのある毛は直毛よりも乾燥しやすく、ダメージの影響も受けやすいので
この2つがよりうねってみえてしまう原因になってしまいます。
髪が乾燥すると
クセ毛は水分を保持しにくいです。
そして、髪の中の水分のバランスが崩れてしまうこともうねりの原因になります。
直毛の髪は髪の中の水分が均等ですが、髪の中で水分を含む部分と乾燥した部分があると
・乾燥した部分は縮み
・水分を含む部分は膨らみます。
このことでさらにうねりが悪化してしまうのです。
また、乾燥した髪は硬くゴワゴワしやすいので
ひろがったり、ツヤがなくなったりしてしまいます。
なので、髪の表面の保湿ではなく「髪の中の保湿」が大切になります。
ダメージしてしまうと
ダメージした髪は表面のキューティクルが広がってしまいバサバサになってしまいます。
クセ毛の場合うねりをとるために
・ブローなどでドライヤーを必要以上に当てることが多い
・ヘアアイロンを日々使用している
・ひっかかりやすく無理に髪をとかすことが多い
などのことで、ダメージしやすい傾向にあります。
このダメージや、栄養や水分の流出を招いてより乾燥しうねりや広がりにつながってしまうのです。
トリートメントの選び方
うねりが気になる髪をまとまる髪に導く為には
・保湿
・ダメージケア
が重要になります。
ですが、乾燥の程度やダメージ具合は人それぞれ違うので
髪のプロに髪の状態に適したものを使う選んでもらうことをオススメします。
担当の美容師さんがいましたら是非一度相談してみましょう(^^♪
くせで悩む方にほとんどの場合当てはまるのが
・髪の栄養(タンパク質)がしっかり補給できるもの
・髪の内部の保湿ができるもの
がオススメです。
髪の栄養補給ができるもの
ほとんどのトリートメントは栄養補給ができますが、その目的が違います。
例えば
・「手触りをよく」などのものは
コーティング剤がメインで髪の表面に膜を作ってツルっとさせることに適しています。
・「しっとりまとまる」などのものは
油分を多くふくみ重みでしっとりさせるものが多いです。
このようなものは、「髪の表面」をメインにケアするのでダメージケアやクセ毛には不向きな場合が多いです。
・「サラサラ」「しっかり内部補修」などの
髪の中に栄養を届けてくれるものを選んでいきましょう。
コーティングで一時的によくするものより根本的にケアすることが大切です。
※弱点としてはコーティングが弱いもの多く使った瞬間の手触りはそんなに良くないものが多いです。
保湿がしっかりできるもの
保湿とは2種類のものがあります。
・髪の表面の保湿
・髪の内部の保湿
表面の保湿とは「しっとり」などの場合です。
これは、油分系の保湿で髪の表面を油膜で覆い柔らかさと重みを与えてくれます。
「髪が太くて多い」、「剛毛で硬い髪」などの方はこのような保湿がオススメですが、細くい髪の場合余分な油分がべたつきにつながり余計にうねりの原因になってしまうので注意しましょう。
髪の中の保湿は「普通毛」「細毛」の方にオススメです。
水分系の保湿で、髪の中にしっかり入りこんでくれるので、乾燥した髪をまとまりやすくしてくれます。
「重たくならない、べたつかない」のが特徴です。
まとめ
くせで悩む方にほとんどの場合当てはまるのが
・髪の栄養(タンパク質)がしっかり補給できるもの
・髪の内部の保湿ができるもの
がオススメです。
ですが、ダメージの度合いや乾燥具合で変わってくるので
ダメージしている方は栄養補給をメインに、乾燥している方は保湿をメインにしたトリートメントを使っていきましょう。
・カラーやパーマを繰り返している
・ヘアアイロンを頻繁に使用している
・ハイトーンカラーをしている
・縮毛矯正やデジタルパーマをしている
・ホームカラーをしている
などの場合はダメージケアが重要です。
また、
・カラーやパーマは全くしていない
・アイロンもあまり使わない
・髪が硬くごわつく
・かさかさしたりざらついた手触り
・髪が乾くとぼわっと広がる
などの場合は保湿をメインのものを選びましょう。
そして、髪の太さや柔らかさでも変わってきます。
・細くて柔らかい場合は
「サラサラ系」の栄養や水分が奥に入りやすい粒子の細かい成分のもの
・細くて硬い場合は
「重たくならない」髪の内部にしっかり保湿してくれるもの
・太くて柔らかい場合は
「芯からケアする」髪の内部のダメージケアのもの
・太くて硬い場合は
「しっとりまとまる」油分系の重みのあるもの
がオススメです。
自分の髪がどんな状態かを判断するのはとても難しいです。
私自身も美容師でさえ自分自身の髪のことは判断できず聞かなければわかりません(-_-;)
なので是非一度担当の美容師さんに相談してみてください!
悩みを解決するために我々美容師がいるので、相談してもらえると素直にうれしいのでどんな美容師も喜んで親身になってくれるはずです(^^♪
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