青森県青森市の美容室Naturalで美容師をしている川合甚(じん)です。
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『綺麗なツヤのあるサラサラの髪になりたい!!』
そう思う方のために、美髪になるための方法をお伝えいたします。
『髪のダメージとは』
キレイな髪を手に入れるためには正しいヘアケアが必要です。
でも、ネット上にはいろんな情報が載っていて頭が混乱しちゃいますよね。
そこで、まずは美髪ケアをする上で知っておきたい「髪の真実」を把握しましょう。
1、ダメージした髪は元にはもどらない!
髪は生物学的には死滅細胞です。
肌は傷がついたら放っておけば自然に傷は治っていきます。
でも、髪は放っておいても傷が治ることはありません。
一度でも傷がついたらカットして切り落とすまで、ずっとその傷は残り続けます。
いままで経験したカラーやパーマ、ヘアアイロン、紫外線、摩擦などのダメージが全て蓄積しているのです。
自宅やサロンで行うトリートメントも、修復しているのではなく、ダメージの予防と補修しかできません。
綺麗な髪を保つのは、いかに痛ませないかがとても重要になってきます。
2、ダメージの要因
髪を痛ませてしまうものは、『美容室での薬剤』『紫外線』『熱』『物理的』の要因があります。
・美容室での薬剤
パーマやカラーなどの薬剤によりキューティクルがはがれ、毛髪内部の栄養分が流出してしまいます。
特にブリーチや縮毛矯正などはダメージが大きくなってしまうので注意が必要です。
薬剤を使うとキューティクルが広がり、ある程度戻るまで約2週間かかりるのでその間が一番栄養が流失してしまうのです。
・紫外線
髪が紫外線を受けて火傷状態になるダメージ。
紫外線を浴び続けることでキューティクルが損傷を受け、メラニンが壊れ、髪が少しずつ明るくなります。
・熱によるダメージ
アイロンやドライヤーによる熱でタンパク質が変性してしまうダメージ。生卵を熱すると固まるのと同じで、キューティクルや髪の成分が固まってしまいます。固まるとパーマがかからなくなってしまいます。
・物理的ダメージ
これは、そこまで深刻なダメージにはなりにくいですが、よく触る前髪やブラッシングで引っ掛かりやすい頭頂部がダメージしやすいです。
特に濡れている状態がダメージしやすいので、濡れたまま強く縛ったり、とかしたりすると痛みます。
『美髪になるためには』
「傷んでいたらそんなキレイな状態になるわけがない」と思われるかもしれません。
しかし、正しいケアをすればある程度のダメージまでは美髪になることができるんです!
また綺麗な髪に見えるにはダメージの状態がすべてではありません。
傷んでいなかったとしても毛先が伸びて不揃いになってしまっている髪は美髪と言えるでしょうか??
ダメージがなくてもツヤがなく広がっていては美髪と言えません。
美髪とは「ツヤがあり、手触りがなめらかで、まとまる髪」のことです。
ダメージをしっかり予防してから
余分なクセをなくし、キューティクルのかさつきをなくしたり、色をきれいにしたり、手触りを柔らかくしたりする必要があります。
そのためにできるのが、『自宅でのケア』と『サロンでのケア』です。
『自宅でのケア方法』
まず、自分でできるケアを紹介いたします。
美髪を手に入れるためには毎日のホームケアも大切です。
全部完璧にするのは難しい!というかたも、自分のできる範囲で取り入れてみてください。
1シャンプー
「適度な洗浄力のシャンプーで傷みを最小限に抑えること」
余分な汚れはしっかり落としつつ、毛髪内部の油分はしっかり残せるシャンプーを使いましょう。
カラーやパーマをしている人は特にアミノ酸系シャンプーがオススメです。
また油分が残りすぎるのもよくないので、油分が気になる人には石鹸系シャンプーがオススメです。
ただし、人によって最適なシャンプーは違うので、相談してみましょう。
・自分の髪や頭皮のアドバイスが欲しい方はこちら👉
2トリートメント
トリートメントは髪質に合ったものを選ぶことがもちろん大切ですが、
同じくらいトリートメントのつけ方が大切です。
・シャンプー後、できるだけしっかり水気をとる。
・トリートメントを適量手にとったら、毛先から根本に向かってなじませていく。
・目の粗いクシでとかして、全体に均一になじませる。
・トリートメントを髪に押し込むように、優しく握り込む。
・放置が必要であれば規定の時間通りに放置。
ただつけて時間を置くだけになっていませんか?
実は、自宅用のトリートメントは、コーティングがほとんどなので、全体になじませることが一番大切です!
髪につけたら、なるべく粗いクシか、手グシでなじませましょう。
3ドライヤー
ドライヤー前には必ず、洗い流さないトリートメントをつけましょう!
熱から髪を守ってくれるのと、ツヤをだしたり、クセを伸ばしたりする効果のものがあります。
また濡れているときは、強く髪をとかさずに、できるだけ指でとかしましょう!
4アイロン
熱によるタンパク変成は、髪の温度が160度に達したときおこります。
アイロンの温度設定で考えるのではなく、
低い温度でも長く当てすぎれば髪が高温になりますし、高い温度なら、素早く当てれば髪が高温になりません。
少ない毛束で髪が熱くならないようにやっていきましょう。
『サロンケア方法』
やはり自宅でのケアでは限界もあるのでより確実に美髪になりたい方はサロンケアがオススメです。
サロンケアにも種類があります。
1トリートメントメニュー
パーマやカラーをしたその日にやるのがオススメ。
薬剤を使うとキューティクルが広がり、ある程度戻るまで約2週間かかりるのでその間が一番栄養が流失してしまうのです。
これをしっかり予防してくれます。
また、内部補修のものは髪の中に無くなった栄養を入れてコーティングで蓋をしてくれるので髪の状態を保つことができます。
・メリット
しっかりと予防してくれるので、パーマやカラーでのダメージがかなり軽減できる。
販売されているトリートメントより何倍も効果がある。
・デメリット
状態を保つには自宅でのケアがすごく重要!時間がたつとコーティングがはがれてしまうため、長持ちはしにくい
2髪質改善
髪の内部補修トリートメントと縮毛矯正を合わせたものです。
最近よく話題になっているものですが、詳しくは以前の記事で解説しています。こちら👉
トリートメントに近い方法と縮毛矯正に近い方法があります。
髪質改善トリートメントならこちらがオススメ
いままでの常識では「髪の栄養補給」で髪を綺麗に見せることでしたが、「髪質改善」はトリートメントに
縮毛矯正の技術を合わせた“髪をダメージさせず、補修しながら癖の原因を抑制”するものです。
髪の主成分である「タンパク質」を特殊なマシンで遠赤外線によって
じっくりと浸透させていきます。肌や髪にいい遠赤外線で浸透させることで、髪の内側からしっかりとした潤いと、しなやかで光沢ある柔らかい艶髪を手に入れる事が出来ます。
縮毛矯正で髪質改善ならこちらがオススメ
魔法の縮毛矯正で人気の『ケアルーガ』
クセが気になる方は髪質改善トリートメントよりクセを伸ばすこちらがオススメです。
髪や地肌に負担を与えない低アルカリ薬剤が、髪のクセをゆっくり優しくほぐしていく為、髪にかかる負担を極限まで抑えた縮毛矯正。
髪の状態に合わせた調合の薬剤と手法で自然かつ柔らかい手触りを実現します。
このように、ダメージの要因を知って、しっかりの予防しながら、『自宅ケア』と状態に合わせた『サロンケア』でツヤのあるサラサラでまとまる髪を手にいれましょう。
ラインでのご相談も承っております。
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