パーマをかけてみたい!
そう感じたとき、『どんなパーマがいいのかわからない』ということはありませんか?
美容室によっていろんなパーマがありますが、どんなものかよくわからないことも多いと思います。
今回は、パーマの種類についてご紹介いたします。
どんなパーマを選べばいいの?パーマの種類と特徴
ヘアスタイルを素敵にする為、スタイリングを簡単にする為、デザインを楽しむ為とパーマには様々な利点があります。
ですが、そんなパーマにのいろいろな種類があり、美容室選びや、オーダーで迷ってしまうことも…
実は、パーマの種類はたくさんあるようで、3つしかありません!
この3つをより細かく分けていたり、美容室独自の名前になっていたりするだけで、この3種類中でどのパーマをするか決めれば、後は美容師さんにお任せで大丈夫です。
この3つの特徴を知り、パーマを選んでいきましょう。
パーマの基本的な原理
パーマの種類を知るには、最低限のパーマの原理を知る必要があります。
その原理によってパーマの種類が分かれてくるからです。
『薬で髪を曲げるんでしょ?』ぐらいのイメージの人が多いのですが、パーマはものすごく奥が深く、ベテランの美容師でさえ100%のコントロールは難しいのです。
基本だけなんとなくわかれば、パーマの種類をイメージするのは簡単なので、細かい部分は、美容師さんにお任せしましょう。
髪が曲がるには
パーマで髪が曲がるのには、髪の中の結合が関係しています。
『図』のように、髪の中あるつながりを『薬剤』で切り離し、ロッド(パーマで巻いていく棒のようなもの)に巻くことで形を変え、『薬剤』でくっつけていきます。
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すごく単純に表すと、このようにして髪を曲げているのです。
髪の結合は3つある
髪の形を作る結合は3つあります。
『パーマの薬剤で変えることができる結合』
『熱で変えることができる結合』
『変わらない結合』
この3つです。
細かい名前や原理は、複雑になってしまうので単純な説明にしていきます。
普通にパーマをしたときは『パーマの薬剤で変えることができる結合』だけが曲がるようになり、他の2つの結合がもとに戻ろうとします。
これをさらに髪が曲がる力を強くする為、『熱で変わる結合』も変化させるのが『デジタルパーマ』
その間で、『熱で変わる結合』を少しだけ変化させるのが『エアウエーブ』です。
つまり、パーマの変化が出やすく、持ちがいい順番は
また、髪のダメージも基本的には、同様の順番になります。
コールドパーマとは?
『コールドパーマ』とは、一般的なパーマのことで、美容師専門用語です。
あまり聞きなれない言葉ですよね。
・コスメパーマ
・クリープパーマ
・システインパーマ
・オイルパーマ
・ツヤパーマ
・水パーマ
etc…
こんな名前のパーマを美容室のメニューで見たことがあると思います。
このすべてが『コールドパーマ』(普通のパーマ)です。
デジタルパーマ、エアウエーブ以外のパーマのことと覚えておきましょう。
なんでこんなにいろんな名前があるの?
パーマが、いろいろありすぎてややこしいのはこれが原因だと思います。
これだけ種類があるのは、それだけパーマのかけ方がいろいろあるからです。
【髪のダメージを抑えて、持ちのいい理想の形でかける】というのを美容師が髪質に合わせて試行錯誤します。
その方法が、何十種類もの薬で、いろいろな方法を使います。
どの方法がいいのかは、考え方によっても変わりますし、相当な知識と経験が必要です。
なのでこれに関しては信頼できる美容師に任せて『パーマをしたい』とだけ伝えれば大丈夫です。
余談ですが、
比較的カリッとパーマがかかるものが多く、コントロールしやすいですが、パサつきやすいです。
柔らかい質感でかかるパーマで、乾かすと伸びやすいのが特徴です。馴染みやすさが利点ですが、強いカールや、大きなカールでしっかり、には不向きです。
このように、使う薬剤の種類や、技術の名前がついているだけなので、深く考える必要はありません。
どのパーマでも、やり方、薬の反応具合、選ぶ薬の強さなど、美容師が行うちょっとした違いで大きく仕上がりは変わります。
なので、この種類での判断はできず、仕上がりは美容師の腕次第です。
基本的な工程
コールドパーマではこのような工程を行います。
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ダメージを抑えたり、弱い薬でしっかりかけるために、少し途中の工程に変化はありますが、『機械をロッドにつながないもの』がコールドパーマです。
エアウエーブ
エアウエーブとは普通のパーマと違い、
髪を巻いたロッド(パーマで使う棒のようなもの)に空気のでる機械をつなぎ、風で乾かしていくものです。
風の力を加えることで、『パーマで変わる結合』と『熱で変わる結合』の2つを使い髪を曲げることができます。
デジタルパーマの弱点である『熱による髪のダメージ』を軽減してくるものです。
柔らかい質感が特徴で『流行りのゆるふわパーマ』が得意です。
メリット
・柔らかくパーマがかかってくれる
・自然な仕上がり
・デジタルパーマと違い根本からかけれる
・濡れたときと乾いたときのカールの差が少ないのでスタイリングしやすい
・優しい薬でかけることがほとんどなのでダメージが少ない
デメリット
・普通のパーマより、時間がかかり値段も高い
・弱い薬でかけるので、持ちが悪いことが多い
・強いパーマが苦手
デジタルパーマ
デジタルパーマは熱を加えるパーマです。
機械につないで、ロッドを温めることで、『薬で変化する結合』と『熱で変化する結合』の両方に作用します。
そのため、非常に持ちがよく、しっかりとパーマがかかります。
メリット
・しっかりパーマがかかる
・持ちがいい
・かかりにくい人も安心
・ロングの髪でもカールがダレない
デメリット
・根本にかからない
・熱によるダメージ
・髪が硬くなる
・強い薬を使うことが多い
・時間と料金がかかる
パーマの種類
以が3つのパーマの種類です。
基本的には、『どんな仕上がりにしたいのか』でいくらでも方法が変わるので、担当に美容師さんに相談していきましょう。
『普通のパーマ』『エアウエーブ』『デジタルパーマ』のどれを選ぶべきかや、どんな種類の『普通のパーマ』をするべきかは、美容師でないと判断しにくいので、『どんなスタイルにしたいか』が非常に需要になってきます。
はじめはまず『普通のパーマ』で予約しましょう!
そして今まで『普通のパーマ』でかかりにくく美容師さんに進められて初めて考えてみることをオススメします。
ラインでのご相談も承っております。
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