皆さんはどんなことを基準にシャンプーを選んでいますか?
・香り
・効果効能
・洗いあがり
など様々ですが、
シャンプーは毎日するものなので、シャンプー剤を見直すことで髪の悩みの改善につながることもあります!
今回は、美容室のシャンプーと市販のシャンプーの違いをご紹介していきます。
プロフィール
川合 甚(かわい じん)
美容室のシャンプーと市販シャンプーの違い
美容室のシャンプーと市販のシャンプーの大きな違いで、ます目立つのが『値段』です。
市販では。約1,000円以下で購入することができるものガ多く、美容室では、3,000円から5,000円ほどのものが多いです。
この値段の差は『シャンプーの目的』が違うことにあります。
市販のシャンプーでは
『洗いあがりをよくする』
美容室のシャンプーでは
『髪と頭皮をケアする』
ことを目的としています。
・泡立ちがよく、簡単にクリーミーな泡が立つ
・洗っている時の指通りがいい
・洗いあがりもツルっとする
・香りがいい『一般に好まれやすい香り』
・パッケージなど、広告でも目立っている
・種類によって泡立ちはさまざま
(泡立ちにくいもの、細かい泡が立つもの、荒い気泡の泡のもの、など)
・種類によって洗いあがりの様々
(ツルっとするもの、きしむもの、しっとりするもの、さらっとするもの)
・髪に栄養を与えてくれる
・頭皮をケアしてくれる
・パーマ、カラーの持ちをよくしてくれる
・肌や髪を労わる成分
市販のシャンプーのメリット
市販のシャンプーのもいろいろな種類がありますが、市販のシャンプーとは、サロン専用でないものを言います。
パーッケージの裏を見たときに
『美容室専売品』と記載がないものは、市販品になります。
市販品の大きまメリットは
・洗いあがりがいい
・泡立ちがいい
・香りがいい
・値段が安い
という部分です。
使用感を重視している市販シャンプー
市販のシャンプーでは、
『洗った瞬間に良さがわかる』『洗いやすく気持ちのいい』という部分を重視しています。
なので、泡立ちがよく、洗浄がしっかりしているのが特徴です。
クリーミーな泡で、髪と頭皮を包んでくれるので、簡単に泡立てることができ、洗っている時の指通りもいいです。
また、コンディショニング成分がたくさん入っているので、洗いあがりもツルっとしてくれます。
そして、大きく宣伝しているにも関わらず、値段も安くしているのが特徴です。
市販品のデメリット
市販品では、洗った瞬間の良さを重視しているので、継続的は効果や根本的なケアはできません。
また、低価格の成分を使用しているので、髪や頭皮に負担を与えてしまうことも…
デメリットの要因は
・使われている洗浄成分
・コーティング成分
の2つです。
使われている洗浄成分
市販品に使われている洗浄成分は『高級アルコール系』いう洗浄成分を使っています。
これは、コストが低い洗浄成分である為、ほぼすべての市販品に使用されているものです。
実はこれが、市販品が髪に悪いといわれてしまう一番の要因です。
『高級アルコール系』とは、汚れを落とすための成分の種類の一つで、パーッケージの成分表には『ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Naなど、成分名に硫酸と入るもの。』のことです。
この成分は、洗浄力が強く、泡立ちがいいのが特徴です。
強すぎる洗浄成分が、
・頭皮や髪に負担を与えてしまう
・カラーやパーマ、トリートメントの持ちを悪くしてしまう。
・髪をダメージさせてしまう。
・カラーやパーマをききにくくしてしまう。
などのデメリットがあります。
髪や頭皮をよりよく保ちたい場合はこの成分は使わないようにしていきましょう。
コーティング成分
洗いあがりをツルっとするためにコーティング成分がたくさん入っています。
これのおかげで、シャンプーだけでもごわつきにくくなってくれるのですが、シャンプーでコーティングが入っていると
・頭皮の毛穴つまりの原因となる
・シャンプーの流し残しにつながる
などの要因となってしまいます。
有名なコーテイング成分がシリコンになりますが、このシリコンがたくさん入っていると、シャンプー後に残りやすく、パーマ、カラーの妨げになったり、余分なコーティングで髪がペタッとすることにつながってしまいます。
シリコン自体は体に悪いものではないですが、過剰に入っているものは大きな影響につながってしまうのです。
美容室のシャンプーのメリット
美容室でのシャンプーでは『美容室専売品』となっているものがほとんどです。
美容室専売である理由は、髪や頭皮の状態や、なりたいイメージによって使うべきものが変わってくることにあります。
使うものによって効果効能が大きく変わり、悩みに合わせたものを選ぶことができるのが大きなメリットです。
・頭皮ケアを重視したシャンプー
・カラーやパーマの持ちをよくするシャンプー
・髪の乾燥や頭皮の乾燥に強いシャンプー
・敏感肌に合わせたシャンプー
・ボリュームが出るシャンプー
など様々な種類があります。
髪のプロに悩みを相談し、自分に合ったものを紹介してもらえるのが多きまメリットとなります。
美容室のシャンプーのデメリット
美容室のシャンプーでのデメリットは、種類が多く自分に合わないものを選んでしまった時、満足感を得られないことがデメリットです。
例えば
・栄養がたくさん入っているケアシャンプーは『泡立ちが悪く洗浄が弱いです』
・頭皮ケアを重視したシャンプーでは『キシキシした洗いあがりになります』
・ボリュームUPのシャンプーでは『毛太い人はごわつきに感じます』
・優しい洗浄をを重視したシャンプーでは『カラーの持ちが悪くなります』
など目的とずれたものを使用すると、デメリットにつながってしまうのです。
それでも市販のシャンプーのように、髪や頭皮に負担を与えてしまうことは無いので、使うことで悪くなることは無いですが、この場合使用した満足感が市販のシャンプーに大きく劣ります。
余計なものが入っていなく、特化したシャンプーであるほど、目的に合わない場合は満足感を得ることができません。
ネットや、お店でも『美容室専売品』を購入することはできますが、担当の美容師さん相談してから購入するようにしていきましょう。
詳しいシャンプーの種類はこちらでも紹介しております。
まとめ
いかがでしたか?
以上が美容室のシャンプーと市販のシャンプーの違いです。
美容室のシャンプーにも市販のシャンプーにもたくさんの種類があり使うものに迷ってしまうことも多いを思いますが、
市販のシャンプーの場合は、『好みの香り』で選んでいくことをオススメします。
美容室のシャンプーで使うものに迷う場合は、担当の美容師さんに相談し、決まらない間ではテキトウに選ぶのではなく『市販のシャンプー』を使っていきましょう。
自分に合ったシャンプーが見つかった場合は、是非美容室専売品のシャンプーを使っていきましょう!
毎日のことなので、使うものによって大きく今後の髪や頭皮の状態が変わってきます。
美容室専売品のシャンプーでは、髪質に絶対NGの場合でなければ問題なく効果を実感できるので、そこまで厳選する必要はありません。
髪や頭皮の状態を見てもらい、なりたいイメージを担当の美容師さんを共有して自分に合ったものを探していきましょう。
ラインでのご相談も承っております。
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