ヘアカラーで髪を痛んでしまったり、カラーをしたいけど髪のダメージが不安…
そんな人のために、カラーでの髪のダメージを予防する方法をご紹介いたします。
カラーもう痛まない!髪のダメージの予防方法
カラーリングでのダメージは切っても切れないものです。
ですが、カラーをおしゃれを楽しむ為や、白髪をカバーし若々しく見せたりと、綺麗な髪にすると為のとても素晴らしいものです。
そんな、綺麗にするためにしているカラーの一歩間違えれば、髪を痛ませる悩みのもとになってしまうので正しい方法とケアをしていきまましょう!
初めてのカラーや、久しぶりのカラーを考えている方は、こちらの記事からご覧ください。
カラーでの髪のダメージを予防する方法は3つです。
ダメージを最小限にして綺麗な髪でカラーを楽しみましょう!
必要以上に強いカラー剤を使わない
この記事で、カラーのダメージの原因が『髪の表面のダメージ(キューティクルダメージ)』と『髪の中のダメージ(コルテックスダメージ)』と紹介しています。
簡単に説明すると、
カラーのときに『髪の表面の扉を開ける』(キューティクルダメージ)
⇩
髪の色を取っていく『髪のメラニン色素を分解する』(コルテックスダメージ)
⇩
髪に色をいていく
この工程で髪のダメージが発生していきます。
この時に、強いカラー剤を使うほど
・髪の色明るくなる
・たくさん色を入れやすくなる
・痛みやすくなる
・色が抜けやすくなる
なので仕上がりによって必要なカラーの強さを変えていくことが大切です。
市販のカラー剤は絶対にやめましょう!
中でも無駄に一番強いカラー剤は『市販のカラー剤』です。
市販のカラー剤は、
このことでカラー剤を浸透しやすくしていきます。
また、少量の塗布でのも染まり、短時間のカラーをも可能に。
仕上がりの色をコントロールしやすくします。
また、入れる色素を簡単に定着しやすくします。
このことで『だれが染めても簡単にカラーができる』ようにしています。
この2つが非常に髪を痛める原因となってしまうのです。
美容室でのカラー
美容室のカラーは髪のダメージを抑えるために、『髪の表面をできるだけ開かない』『髪の中をできるだけ壊さない』ように染めてくれます。
そのため、しっかり薬を塗る必要があったり、時間をかける必要があるので、よりこだわった美容室ほど料金が高くなってしまうのは事実です。
そして、髪の表面を開いて、メラニンを壊すほど、今の髪色から大きく変えることができ、ダメージを抑えるほど、変化が少なくなってしまうので、『色』を優先か『ダメージ』を優先かでしっかり担当の美容師さんに相談していきましょう。
カラーなどの髪のダメージは、2.3年後に毛先に出てくるので慎重に相談してください。
必要な部分のみ染めて、何度もカラーする髪を減らす
カラーは繰り返すほど髪にダメージが重なってきてしまいます。
ダメージをしてしまうほど髪の色が持たなくなってしまうので、
カラーで痛む
⇩
色が落ちる
⇩
カラーをする
⇩
より痛んでくる
とどんどん悪いローテーションにはまってしまいます。
ですが、色落ちした髪はなかなか綺麗に見えないですよね…
全体を明るくすることで、染めたときの色は楽しめますが、後が明るくなってしまうので、コレを考慮して明るさを決めていきましょう。
元の髪を暗めで明るい印象にするカラー
部分的に明るいカラーをする方法もオススメです。
全体の髪を明るくしてしまうと、後の髪に影響が大きいので、少ない毛束だけ明るくするカラーや、毛先だけ明るくする方法、髪の内側だけ明るくする方法もあります。
これは『ハイライト』や『ローライト』という方法と
『インナーカラー』という方法などです。
お洒落染めがけでなく、白髪染めでも可能なので、白髪が少なく明るくならない方も試していただきたい方法です。
ハイライト、ローライト
これは、毛束ごとに色を変える方法で、昔はメッシュとも言われていました。
『メッシュ』と聞くと奇抜なイメージですが、今では自然になじませる方法が主流です。
さりげない差をつけたり、細かく入れることで、自然な仕上がりになり、髪に動きや立体感を作ってくれます。
使う色は自由で、
明るさの差をつけたり、色の差をつける、太く入れるほど、はっきり見えて、
差が少ないく細く入るほど馴染んでみえていきます。
インナーカラー
髪の内側だけ色を大きく変える方法です。
風でなびいたとき、耳に髪をかけたときに見えておしゃれな雰囲気を作ることができます。
この場合はあまり見えにくいので色の差を大きくすることが多いです(黒髪と金髪、暗い色と明るい色)
入れる幅は様々で、襟足全体に入れたり、もみあげだけ染めたりします。
この明るくした部分しかダメージが大きくならないので、比較的全体のダメージは感じにくいです。
ダメージを最小限にしたカラー方法
同じ髪に何度もカラーを重ねることが髪のダメージとなってしまうので、ふつうの茶色の色で染めていくのであれば、『リタッチカラー』がオススメです。
『リタッチカラー』とは、新しく伸びてきた髪だけを染める方法で、一度染めた髪には、薬を付けない方法です。
※色を楽しむ方はオススメできません。
※ブラウンのカラーのみ
毛先は染めずに、根本だけのカラー。
この方法だと、髪の痛みは最小限に抑えられて綺麗な髪を保つことができます。
特に『白髪染め』の場合や『だた茶色くしたい』『外にでることが多い』『プールによく行く』などの場合は、ぜひリタッチカラーをしていきましょう。
『外にでることが多い』『プールによく行く』この場合は、色を入れても2週間持てばいいほうです。たった2週間のために髪を痛めるくらいなら、色味はあきらめて、ブラウンで楽しむことをオススメします。
また『白髪えお染める』場合では、白髪が気になるのは、新しく生えた根本だけなので、その部分だけ染めましょう。
リタッチカラーの注意点
よくリタッチカラーのお客様で『3回に一回は毛先をそめてるの』というお客様もいらっしゃいます。
ですが!!
毛先に気にならないときは、毛先まで染めるのをやめましょう!
もちろん、毛先の色が綺麗でなくなってしまったり、白髪が浮いてきてしまったら、毛先を染める必要があります。
ですが、気にならないのに『今回は染める日だから』と無駄に染めてしまうと、髪がダメージし、色落ちしやすい髪になり、毛先のカラーがもっと必要になってしまいます。
私のお客さまで長く担当させていただいて、髪のダメージがなくなってきた方は、ずっとリタッチだけでもきれいな髪と保つもとができ、変に浮いた色になりません。
ダメージしなければ、もともと色浮きもしないのです。
なので、ブラウンベースで髪を染めるなら、できるだけ毛先の染める日を減らしてきましょう!
カラー直後のトリートメント
カラーは髪に負担を与えてしまいます。
そして髪の表面が広がってしまうことでどんどん中の栄養やせっかく入れた色が抜けてしまうのです
特にダメージになるのが、カラーした2週間!!
カラー後は、髪がアルカリに傾き、表面のキューティクルが全開の状態です。
このまま放置するとダメージが大きくなり、これは、自宅のケアでは予防できません。
カラーした直後の髪の状態でそんなに痛んでいなくても
カラーした後に痛むダメージが大きな影響をを与えてしまうのです!!
とくに『市販のカラー』では、カラーを流したその日は
むしろツルっとしてダメージした感じはないですよね?
この時のダメージだけでいうと美容室のカラーとそんなに変わりはありません。
ですが、
シャンプーして1日、2日、3日と過ぎていき、気づいたときには、髪の色がなくなり
髪はバサバサになっていませんか?
特にカラー直後と比べると大きな違いがあると思います。
これは、広がったキューティクルから髪の栄養がどんどん出ていってしまうことにあります。
美容室のカラーでもここまでではなくとも髪のダメージはカラーした後に進んでいきます。
これを防ぐことが美容室のトリートメントの大きな役割です。
美容室でのトリートメントはアルカリを除去しこの広がったキューティクルを抑えてくれます。
その際に栄養補給や、コーティングをすることで、より髪をよくしてくれます。
『美容室でトリートメントしてもすぐ効果はなくなっちゃう』
そんな意見も聞きますが、たしかにそうです!
栄養補給や、コーティングは時間とともに無くなります。
ですが!!
予防することで、後からの薬剤による髪のダメージを無くしてくれるのです!
『髪を保つため』トリートメントをしていきましょう。
自宅でのケア
美容室でのトリートメントの効果をより継続するために、自宅でのケアもしっかりしていきましょう。
自宅では、『お風呂場のトリートメント』、『洗い流さないトリートメント』がとても重要です。
髪の表面のコーティングと栄養補給をすることでしっかりと髪を守っていきましょう。
ダメージを抑えてカラーを楽しみましょう。
ヘアカラーはおしゃれになり、よりきれいになる方法です。
その綺麗になる為にしていることが、余計に髪をダメージさせてしまうと、元も子もありません。
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