お洒落を楽しむ為に【ヘアカラー】はとても魅力的ですよね。
ヘアスタイルの雰囲気を大きく変えることもでき、スタイルを楽しむ幅も大きく広がります。
また、白い毛が気になってきた場合も、カラーをすることで若々しく保つことができます。
ですが、髪のダメージも無視できない事実もあります。
今回は、カラーのデメリット部分をカラー原理ともにご紹介します。
デメリットを知り、ダメージを抑えてカラーを楽しんでいきましょう!!
ヘアカラーを考えている人へ『カラーのダメージと予防方法』
・学校での髪色の規定がなくなったり、
・仕事で髪が自由に変わったり、
・目立たない範囲で色を楽しんでみたかったり、
・白髪が出毛来たり、
カラーをしてみたい理由は様々ですが、「初めてもしくは久しぶり」にカラーをするときに気になるのが『カラーでの髪のダメージ』です!
ブリーチでもしない限りは、一回のカラーで深刻な髪のダメージになることはないですが、繰り返すことでの髪のダメージや、日々の積み重なりのダメージと合わさることでの髪のダメージは気を付けなくてはいけません。
カラーでの髪のダメージは主に2つ
手触りの変化や、髪の痛みやすくなったり、広がりとパサつき
髪が細くなったり、ハリコシがなくなったり、切れ毛や枝毛
ヘアカラーの原理
カラーのダメージを知るには、まず簡単にカラーの原理をご紹介します。
カラー前の髪には、『メラニン』といわれる、紫外線から髪を守ってくれるものがあります。
この『メラニン』がたくさんあることで、『髪は黒く見える』
もともと黒髪の人と、少し茶色い人がいるのは、このメラニンの量によってきます。
カラーでは、この『メラニン』を分解し、たくさん分解すると髪は金髪に近くなり、少しの分解で、茶髪になります。
そして、新しく『色素』を髪の中に入れていくことで、『色素』と『残ったメラニン』の色が合わさって髪の色が見えてくるのです。
この現象を行っていくために2つの薬を使っていくのがヘアカラーです。
カラーの2つの薬
カラーは2つの薬を混ぜて使用していきます。
・一剤『染毛剤』
・2剤『オキシドール』
自分でカラーをしたことがある方は、2つの薬をまぜた記憶があると思いますが、どのカラーもこの2つを混ぜて使うことで、ヘアカラーが可能になります。
『カラーの1剤』
カラーの1剤には3つのものが入っています。
難しく聞こえまずが、単純に『色』と思ってください。
この色が髪に入って、酸素と反応することで発色していきます。
これは、髪の表面のキューティクルを開く為のものです。
扉を開けて、中に入れるようにしてくれるものです。そして、2剤と混ざることで、発色に必要な『酸素』を作ってくれます。
実は薬の中のほとんどはこのトリートメントです。なめらかにして、髪を手触りをよくしてくれます。
2剤
酸化剤というもので、酸素を作るものです。
酸素が、色を発色させ、またメラニンの脱色に働いてくれます。
中学生が昔は消毒のオキシドールで髪を染めていたのは、このオキシドールが髪のメラニンを壊してくれるからです。
『脱色剤』のイメージで覚えておきましょう。
髪の染まり方
髪は、どれだけ『メラニン』が分解されたかで、発色する色が見えるかが変わってきます。
そして『入れた色』は徐々になくなってしまうので、最終的にはメラニンを分解したときの色が見えてきます。
①脱色した髪
⇩
②カラー後『赤の色素を入れた場合 赤と脱色した色が混ざって見える』
⇩
③また元の色に戻る
・①を明るくすると、②にはっきり色がでて、③にまた明るくなります。
・①をあまり明るくしないと、②は少しの色味で出で、③もあまり明るくなりません。
髪の色が明るくなってのいい人は、①を明るくしてカラーの色味を楽しみましょう。
また髪の色が明るくなりたくない人は①を暗くして、極端な変化をさけていきましょう。
どんなダメージがある?
ではこのカラーでどんな髪の影響があるのでしょうか。
カラーの原理では、
髪の表面を開く
⇩
髪の中のメラニンを分解する
⇩
髪に色素を入れる
という3つの工程があります。
お気づきの人もいると思いますが、
カラーした瞬間のダメージとして
『表面を開くとき』、『メラニンを壊す分解するとき』
今後のダメージとして
『開いたものを閉じていない』
という部分が髪のダメージになります。
髪の構造
髪は、表面が『キューティクル』というウロコで覆われていて、『コルテックス』といわれる髪の中に部分に『メラニン』があります。
この『キューティクル』を開いて、『コルテックス』の中のメラニンを分解していくのがカラーリングです。
この時に起こる髪のダメージが
・キューティクルダメージ
・コルテックスダメージ
となっていきます。
キューティクルのダメージ
このダメージは、髪の表面のダメージです。
薬を髪の中に浸透させるために表面のキューティクルを広げる必要があります。
キューティクルが広がることで、
・髪がバサバサになってしまう
・中の栄養が出やすくなってしまう
・色素が出やすくなってしまう
・ツヤがなくなる
・髪が広がる
などのデメリットがあります。
1剤の中に入っている『アルカリ』がこの役割をしていて、『アルカリ』がなくなるまで、広がり続けてしまうのです。
そしてこの『アルカリ』がたくさんあることで、
・カラーが明るくなる
・カラー時間が早くなる
・カラーが簡単に染ます
という利点があります。
つまり!髪を痛めるのは
・明るいカラー
・誰でも染めやすいカラー『特に市販のカラー剤』
よくカラーで勘違いしやすいのが、『時間をかければ染まる』というのはNGで、『余計な時間をかけるほどキューティクルが広がる』ということです。
アルカリが弱いカラーほど、色素をしっかり入れるための時間と塗布量が必要の為、技術が必要になり美容室での値段が上がっていきます。
強いアルカリにするほど、カラーが簡単になり時間も手間も縮小されるため、施術料金が安かったり、すごく強くすることで自分でもできるカラー剤が作れます。
コルテックスのダメージ
これは髪の中のダメージです。
髪の中の『メラニン』を分解することで起こることと、髪の中の『酸素』によりダメージが出てきます。
・髪が細くなる。
・髪にハリコシがなくなる。
・髪が弱ってしまう。
・枝毛や切れ毛になりやすくなる。
このような症状につながります。
これは、髪のメラニンをたくさん壊すことで起こったり、キューティクルの広がりにより、栄養が出て行ってしまうことで起こってしまいます。
つまり!ダメージしやすい状況として
・明るいカラーをする
・必要以上の脱色
・キューティクルを開きすぎ
・開いたキューティクルの放置
これらにより髪の中のダメージを加速させてしまうのです。
カラーでの髪のダメージ
カラーリングでは『キューティクルダメージ(髪の表面)』と『コルテックスダメージ(髪の中)』のダメージがあります。
これは、髪を染めるときに髪の表面を開いて、髪の中のメラニンを壊してしまうことにあります。
なので正しい方法でのカラーにより髪のダメージを最小限にしていきましょう!!
詳しく正しいカラーの方法と、ダメージの対策はこちらを参考もしてください
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