クセが気になって縮毛矯正をしたいと思っても
美容師さんに
「かけない方がいいよ」
「今の髪では縮毛矯正はかけられない」
など、断れれてしまったり否定されてしまったことがある方も多いのではないでしょうか？
実際に、私の美容室にご来店いただくお客様もこのように
断れれてしまったお客様も非常に多いです。
縮毛矯正を断る美容師目線の本当の理由をご紹介いたします。
プロフィール
川合 甚（かわい じん）
縮毛矯正を断る美容師の本当の理由
・縮毛矯正はやめておいた方がいい
・トリートメントでクセを抑えましょう
・酸熱トリートメントで抑えましょう
・カットでクセを活かしていきましょう
など美容師さんからアドバイスを受けたことがある方は意外と多いです。
これは
良い、悪いではなくその美容師さんなりに理由があります。
その理由は
「縮毛矯正の仕上がりでのデメリット」
「髪のダメージ」
の2つです。
ほとんどの場合
「仕上がりでのデメリット」は縮毛矯正の技術で克服できるものが多く、
「髪のダメージ状況」ではやはりお勧めできないことも多いです。
どちらの場合もお客様の髪をキレイにするために本心でお勧めしています。
反対に特にデメリットも伝えず「いいですよ」といいかげんにOKして失敗し取り返しのつかないことになってしまうよりずっといいです。
縮毛矯正の仕上がりでのデメリット
仕上がりを理由に縮毛矯正をお勧めしない場合もあります。
・ペタッとしてボリュームがなくなってしまう
・シャキッとして不自然になってしまう
・硬い質感になってしまう
・真っ直ぐになりすぎてしまう
これらを理由に、縮毛矯正をためらうことは非常に多いです。
ですが、
この場合は
しっかりとした知識と技術で克服することもできます。
薬剤の使い方やアイロンの手法などでいくらでも仕上がりは調整できるので
縮毛矯正が得意な美容師さんにお願いしましょう。
このように
毛先にカールを生かすことも
柔らかい質感で縮毛矯正をすることも
シャキッとしない仕上がりも
やり方次第で可能なのです。
技術では解決できないデメリット
縮毛矯正が上手い下手が関係ないデメリットもあります。
それは
・カラーが明るくなりにくくなる
・パーマがかからない
という部分です。
縮毛矯正をかけた髪は、髪の中が変わってしまっているので
カラーの色の見え方が変わってしまいます。
狙った色を出しにくかったり、トーンUPがしにくくなったりするので
「カラーデザインをを頻繁に変えたい」
などの場合は縮毛矯正はあまりお勧めできません。
また、パーマもかからなくなってしまいます。
唯一デジタルパーマはかけることができるのですが、
縮毛矯正とデジタルパーマ両方では髪の負担が大きくなってしまうので
・クセの強い方
・カラーをする方
は縮毛矯正をするならパーマはしないようにしましょう。
髪のダメージが原因の場合
この場合は、どの美容室でも縮毛矯正がキレイにならないことが多いです。
・ブリーチをしている
・ホームカラーをしている
・カラーやパーマを繰り返している
・縮毛矯正やデジタルパーマを繰り返している
などの場合、キレイに縮毛矯正をすることが難しく、最悪の場合チリチリになってしまうこともあります。
もちろん状態によってはダメージを抑えた方法でキレイにかけることもできますが、ダメージが進みすぎているとお勧めできない場合もございます。
縮毛矯正はとても難しい施術ですので、無理やりかけてしまうと取り返しのつかないことになるので注意していきましょう。
まとめ
縮毛矯正がおすすめでない場合は、
・仕上がり
・ダメージ
に原因があります。
縮毛矯正を得意としたお店では、通常のサロンより技術も手法も異なるので
ある程度の状態でもキレイにすることができます。
なので、もし断られてしまったり、どうしてもかけたい場合はぜひ一度相談してみましょう。
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