年齢とともに白髪は気になってきますよね…
そんなときにカラーで頭皮がしみたり、痒みが出てしまったり…
頭皮も悩みもつきものなのがカラーリングです。
そんなカラーで起こってしまうアレルギーについて今回はご説明いたします。
白髪染めでアレルギーになってしまったら!?
結論から言いますとアレルギーが出てしまったら、絶対にカラーをしてはいけません!!
たとえ頭皮につかないように塗布しても、いくら保護してもアレルギーの危険はなくならないので、カラーをやめて、カラートリートメント、ヘアマニキュア、ヘナなど他の手段で白髪をカバーしていきましょう。
アレルギーと肌が弱いのは違うので、症状がどんな症状なのかで、正しい判断が大切です。
カラーでのアレルギー反応の種類
カラーをしてアレルギー反応が起こる場合でもいろいろな症状があります。
すぐに痒みになる場合、後から症状が出る場合、カラー中に頭皮がしみる場合と様々ですが、そんなアレルギーには3つのタイプに分けれれます。
・アレルギー反応
・非アレルギー反応
・感覚刺激
アレルギー反応
美容室でカラーをした後に、半日から3日ほどで痒みが出てくる場合です。
湿疹や頭皮の赤み、かぶれなどを起こしてしまい、かゆくなる状態です。
最悪の場合、突然ひどくなり、顔全体が腫れあがったりしてしまうのでこの場合は絶対にカラーをしてはいけません!!
すぐに病院に行って、頭皮をみてもらいましょう!
『我慢できるから大丈夫』と言ってカラーしてしまう人もいますが、かなり危険です!
非アレルギー反応
アレルギーではないという意味ではありません。
この場合は、カラー中や1.2日後などに頭皮が炎症を起こすことで痒みになります。
湿疹や、赤くなったりする場合が多いですが、アレルギー反応のようにひどくなるケースも多いです。
病院に相談して、カラーの使用がやめましょう!
原因が直接のアレルギーではなくカラーによる乾燥や刺激により、頭皮が弱って間接的にかぶれることを言います。
なので、間接的な原因が解消されれば再びカラーができる場合もあるのでお医者さんからOKが出るのを待ちましょう。
また再びカラーができるようになっても頭皮の保護や、保湿でしっかり予防することが大切です。
感覚刺激
カラーしてる途中に頭皮がしみたり、ヒリヒリしたりする場合です。
最悪の場合大きな炎症になったり、非アレルギー反応につながったりすることもありますが、保護することで防ぐこともできます。
ですが、アレルギーと違いが判断しにくいのでパッチテストや、病院で診断してもらうことがオススメです。
刺激が原因だった場合は、頭皮につかないようにカラーしたり、保護剤で頭皮を守ったり、刺激成分を弱めたりと様々な対策が可能になります。
アレルギーを起こす原因
カラー剤でアレルギーを起こすほとんどの場合は『ジアミン』という成分が原因です。
この『ジアミン』は、すべてもカラー剤に入っていて、髪の色素として定着させるものです。
このアレルギーを『ジアミンアレルギー』といいまが、すべてのジアミンが原因ではなく、正確には『パナフェニレンジアミン』というものがアレルギーを起こしやすいものになります。
よく『アレルギー成分の入っていないカラー』というものがあるのはご存じでしょうか?
この場合でもジアミンは入っています!
ですが、この『パナフェニレンジアミン』が入っていないので安全性が高いというものです。
気をつけたい部分として、花粉症が『スギ、ヒノキ』のアレルギーだけでなく様々な植物の花粉でアレルギーを起こすひとがいるように、『パナフェニレンジアミン』以外のジアミンで反応する場合も少なくないので、100%安心なカラーは存在しません!
ヘアカラーのアレルギーを知るために
アレルギーを判断する方法では、パッチテストという方法があります。
常にやっている美容室は皆無と言ってもいいですが、希望すればやってもらうことはもちろん可能です。
パッチテストは最低でも24時間、通常48時間必要なので、アレルギーの危険があり、カラーをしたいときは染める事前時パッチテストをお願いしましょう。
それ以外の簡易的なパッチテストは、効果がありません。
パッチテストの方法
1、薬剤を肌につける。
色素の薄いカラー剤を少量肌に塗布していきます。
つける場所はどこでもいいのですが、確認しやすく目立ちにくい、腕の裏などでおこなうことが多いです。
2、20分から30分そのまま放置
カラーで時間を置くのと同じ条件にするため、放置時間を合わせます。
ほとんどのカラーが20分から30分放置するので同じ時間を薬剤がついたままで放置していきます。
3、流して48時間 様子を見る
症状の出る期間に個人差があるのですが、ほとんどの場合は、半日ほどで症状が現れ、48時間でピークを向かえます。なので24時間で大体の結果が予想でき、48時間でより正確な判断ができます。
この手順を行う必要があるので、ほとんどの場合、希望が無い限りパッチテストをすることはありません。
カラーをしにきたお客様に『では明後日以降にまた来てください。』ということは難しいからです。
なので少しでもアレルギーの可能性があるなら、染める48時間前にパッチテストをしてからカラーをしましょう。
アレルギーならカラー以外の方法で
カラーができないとなれば白髪を我慢するしかない…
そんなことはありません、カラー以外にもヘアマニキュア、ヘナ、カラートリートメントなどの方法があります。
ヘアミニキュア
髪をコーティングで色をつけてくれるものです。
黒い毛は色が変わらないので、カラーとは仕上がりが異なりますが、白髪をカバーする方法としては、髪に負担もなくとてもオススメな方法です。
ヘアマニキュアは髪の中を変えることがないのでもちろんどのジアミンも入っていませんし、アレルギーを起こす人はほとんどいません。
髪に色をつける方法の中でアレルギーには一番なりにくいい方法です。
ヘナ
天然成分のコーティングなので、髪や頭皮に全く負担がありません。
定着しにくいのと、色の種類が無いのが弱点ですが、髪に色をつける方法の中では一番、髪と頭皮に影響がないものです。
注意点としては、天然成分なので、植物にアレルギーがある方は使用できないことと、カラー剤を混ぜているものが多く存在しているのでそれにはジアミンが入っています。
カラートリートメント
ほとんどアレルギーの心配はありません。
他の成分で痒みになる人はたまにいらっしゃいますが、カラーのように大きな症状まで行くことはないので比較的安心にて使用できます。
染まりにくいのと、髪が重くなるのはデメリットです。
痒みを予防するために
突然アレルギーが反応するようになったり、刺激を感じるようになったりしないために予防することが大切です。
その方法として4つあります
・頭皮の保護
・カラーの塗り方
・カラー剤の調合
・頭皮の保湿
頭皮の保護
皮膚を通して薬剤が身体に入ることでアレルギーにつながってきます。
少しでもこれを無くすために、頭皮をしっかり保護してからカラーをしましょう。
美容室によってカラーに保護が含まれている場合や、オプションのメニューになっている場合があるので確認してみましょう。
カラーの塗り方
美容師さんに相談すれば、頭皮になるべくつかないように塗ってくれます。
そのように塗ると、根本の染まりが悪くなってしまいますが、カラーができなくなるよりはオススメな方法です。
カラー剤の調合
先ほどのパナフェニレンジアミンが入っていないカラー剤というのもあります。
また、カラーで刺激を感じる場合は、カラー剤の『アルカリ』に頭皮が反応しています。
このアルカリを少なくすることで頭皮の刺激が弱まり、炎症を予防してくれます。
髪を明るくするカラーはアルカリ度が高い傾向にありますので担当の美容師さんに相談してみましょう。
頭皮の保湿
アルカリなどで刺激された頭皮は乾燥しやすくなります。
乾燥は様々なトラブルになるので、しっかりと保湿をしていきましょう!
まとめ
いかかでしたか?
一番重要なのは、『わたしは大丈夫』と思わずに、少しでも症状があれば、カラーをやめて病院で診てもらうということです!
大変なことになる前に対策することで、いつまでの健康な頭皮、髪を維持していきしょう。
より頭皮を労わってカラーや、お悩みに合わせた施術とアドバイスに興味がある方はぜひ青森の美容室Naturalの川合にご相談ください。
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