美容院に行くのが大変だったり、コロナの影響で、なかなか美容院に行けなかったり…
そんな時に、気になる白髪をそめる方法で、自宅でカラーをしてしまう方も…
今回は、そんな市販の白髪染めの危険性と、比較的髪に負担がない方法をお伝えいたします。
市販の白髪染めをしても大丈夫?
美容室に行けないときは、どうしても市販の白髪染めをしたくなりますが、綺麗な髪を保つのであれば『絶対にやめたほうがいいです。』
せっかく普段は美容室で髪や頭皮を労わって、綺麗になることにこだわっていたのであれば、その努力が一度のカラーで無駄になってしまいます。
市販のカラーは、髪にも頭皮にも負担を大きく、一度髪が痛んでしまえば、元に戻すことはできません。
トリートメントを繰り返してもなかなか難しいでしょう。
ですが、自粛の繰り返しの中、白髪が気になるのは事実ですので、自宅で白髪をカバーする場合は、以下の3つの方法がオススメです。
・カラーシャンプーやカラートリートメント
・ヘアマニキュアやヘナ
・出かけるときにカラーファンデーションなどでカバー
市販の白髪染めによる髪のダメージ
ヘアカラーでは、髪や頭皮に負担がかかってしまうのは事実です。
もちろんそれは、美容室のカラーも同じことが言えますが、美容室のカラーはあらゆる方法で髪や頭皮の負担を最小限に抑えています。
ですが、市販のカラーは、髪や頭皮のダメージがそのままになり、非常に強い薬になっているのです!
これは、簡単に誰が塗っても染まるようにる為で、ケアにこだわればこだわるほど、カラーが染まりにくくなり、技術が必要になるからです。
食品で例えると、インスタントラーメンは3分で作れる簡単な食事ですが、健康を考える人は避けると思います。一方、シェフが作るものや、主婦が手間暇かけてつくる料理は、手間もかかりますが、おいしくて栄養があります。
このようにカラーでも手軽になればなるほど髪や頭皮に負担を与えてしまうのです。
市販のカラーと美容室のカラーの違い
ではそんな市販のカラーがなぜ髪や頭皮にそんなに負担を与えてしまうのでしょうか。
美容室のカラーと比べたときのデメリット
・髪の中をより壊してしまう。
・アレルギーの危険を伴う成分が多い
・刺激になる成分が多い
・色むらになりやすい
・染めた当日の手触り
ヘアカラーの原理
ヘアカラーで髪が染まる原理は、髪の表面のキューティクルを開いて髪の中に色を入れていくことで染まります。
髪の構想は、表面のウロコのようになっている『キューティクル』と、髪の中の『コルテックス』というものがあり、この『コルテックス』の中に髪の色を決める色素があるのです。
もともと黒い毛の中には『メラニン』というものがたくさんコルテックスに入っていて黒く見えます。このメラニンを少なくなると茶髪⇒金髪⇒白と髪の色が変わっていくのです。
カラーリングでは、表面のキューティクルを広げて、メラニンを分解し、代わりの色素を髪の中に入れていきます。
この時にキューティクルが広がったままになることで栄養が流失することと、メラニンを分解することで髪の中を壊してしまうのです。
美容室のカラーでは
・トリートメントをすることで、キューティクルくっつけて、栄養の流失を予防できる。
・色むらを無くすために髪の状態によって、部分的に色を変えたり、塗り方を変えたりしている。
・キューティクルが広がっていないので、中の色も出にくく色持ちがいい。
・髪の中をしっかり分解することで、色が入りやすくなる。
・シリコンでコーティングして流したときの手触りをよくしている。
頭皮の危険性
カラーの危険性には、『アレルギーの危険』と『頭皮刺激の危険』の2つがあります。
カラー剤には、髪に色を付けるための『ジアミン』という成分がアレルギー反応を起こす可能性があります。
痒みやかぶれを感じた場合は美容室のカラーでも絶対にやめましょう!
このジアミンの中でも『パラフェニレンジアミン』が非常にアレルギーの可能性があり、最近では、『アレルギー物質の入っていないカラー』と言ってパラフェニレンジアミンが入っていないカラーもあります。
また『頭皮の刺激』としては、カラーに含まれる『アルカリ』が原因です。
これは、髪の表面のキューティクルを広げる役割があり、このアルカリの濃度が高いほど刺激が強く、頭皮にダメージを与えてしまいます。
また、アルカリに傾いた頭皮は3日ほどは元に戻らずその間に、頭皮の乾燥や、雑菌の繁殖につながってしまいます。
美容室のカラーでは
・ジアミンの少ないカラーや、パラフェニレンジアミンが無いカラーがある。
・アルカリの少ないカラーをしている。
・頭皮のアフターケアができる。
市販のカラーでは
・アルカリを強くすることでキューティクルを開き染まりやすくしている。
・美容室のカラーよりは頭皮にベタベタつけることもないのでしみないことも。
これも染まりやすくするための方法で髪や地肌に負担を与えてしまいます。
ですが、美容室のカラーよりは、頭皮にベタベタつかないので感じる刺激は弱いことも多いです。
それでも、アルカリによる頭皮の危険は高いので注意しましょう。
また美容室のカラーでしみる場合は美容師に相談することで、保護したり、アルカリをさらに弱めたり、頭皮につかないように塗ったりといろんな対策ができます。
カラー以外の市販に方法
髪や頭皮の負担も気になるけど、白髪が我慢できないときもあると思います。
そんな時に比較的負担の無い方法をご紹介いたします。
・カラーシャンプーやカラートリートメント
・ヘアマニキュアやヘナ
・カラーファンデーションや、カラーマスカラ
カラーシャンプーやカラートリートメント
毎日のシャンプーやトリートメントで白髪をカバーする方法です。
いろんなタイプのものがありますが、カラーシャンプーやカラートリートメントは、髪を壊すことなく、髪の表面に色を付けてくれます。
なので痛ませずに徐々に白髪が目立たなくなってくれます。
美容室でカラーやパーマをするときに影響が出やすいので、その前には使用をしばらく控えましょう。
メリット
・手軽にできる
・しっとりするもでボリュームが多い方は収まりやすくなる。
デメリット
・ペタッとしやすい。
・美容室のカラーやパーマに影響しやすい
ヘアマニキュアやヘナ
髪とコーティングして吸着することで髪が染まってくれます。
これも髪や頭皮に負担がないのでオススメです。
ヘアマニキュアは化学成分でヘナは天然成分です。
この場合、美容室でのカラーやパーマに影響が大きいので、美容室でもヘアカラーから、ヘアマニキュアやヘナに変えていきましょう。
・ヘアマニキュアのほうが染まりやすく、色の幅は広い
・ヘナのほうが地肌につけれて、色はオレンジと青しかなく、染まりにくいい
メリット
・コーティングでツヤや手触りがよくなる
デメリット
・ヘアマニキュアは、頭皮につくと頭皮も染まってしまう
・ヘアカラーが配合したあるものがある。
特に注意したいのが、カラー剤配合のものです!
染めるのが難しい為、簡単にするためにカラー剤が混ざっていることもあります!
カラーファンデーションや、カラーマスカラ
気になる部分に塗ることでその日だけ色がついてくれるものです。
お化粧と同じなので負担はないですが、洗うと流れてしまます。
一番オススメですが、一番手間がかかってしまうのも事実です。
メリット
・カラーやパーマにも影響しない
デメリット
・範囲が広いと現実的ではない
市販のカラーはNGです。
いかかでしたか?
以上が、カラーの髪や頭皮の負担と、カラー以外の対策です。
せっかく綺麗な髪になるためにカラーをしてケアをしているので、大きなダメージなることはできるだけ避けていきましょう。
カラートリートメントや、マニキュア、ヘナ、カラーファンデーションと、状態や髪質、仕上がりの好みによってこれらの方法もオススメです。
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