縮毛矯正後の髪が臭う!?原因と対策を青森の美容師が解説

縮毛矯正

「縮毛矯正をかけてから髪が臭う‥」

「いつまで臭いを我慢しすればいいの?」

「他の人に臭いがわかったら嫌だな」

 

そんなお悩みもお聞きします。

 

嫌な臭いは女性にとってもとても嫌ですよね‥

今回は縮毛矯正の臭いが残ってしまう原因と解決方をご紹介いたします。

 

プロフィール

川合 甚(かわい じん)

プロフィール | 青森市 美容師 川合じん
川合 甚(かわい じん)経歴Natural青森新町店の川合 じん(かわい じん)・2012年山野美容専門学校卒業・2012年関東大手有名サロン就職・トップデザイナー 副店長経験 年間指名1719名・2...

縮毛矯正後の髪が臭う!?原因と対策を青森の美容師が解説

縮毛矯正の仕上がりは気に入っているけど、臭いを我慢するのは嫌ですよね。

 

「1、2週間臭いが残ってしまった」

などのこともお聞きすることが多いです。

 

自分だけならまだしも

「他の人に匂ってしまったら嫌だな‥」

などと考えてしまいますよね。

 

ですが、必ず臭いになるのではなく

「臭いが残る場合」「臭いが残らない場合」があります。

 

その原因は

・使う薬剤の仕組みで臭いが残る
・施術ミスのせいで臭いが残る

この2つの原因があります。

 

薬剤が原因で臭いが残る

使う薬剤によって臭いの残り方が変わってきます。

 

「臭わない薬剤がいい!!」

と思う方も多いと思いますが、これは髪質や髪の状態に合わせて選定していくので、仕上がりに影響するため必ずしも臭いにならない薬を使うことはありません。

 

美容室によっては、臭いのあるものしかあるかっていないところも多いです。

 

1、2週間で臭いは感じなくなることが多いです。

 

その臭いの原因は主に2つです

・還元剤という薬剤の種類

・アルカリの種類

還元剤の種類

縮毛矯正の薬剤にはいろんな種類の薬剤があり

それぞれ得意な髪質が違います。

 

これは美容師が髪質を判断し最適な薬剤を使用してくれまが

特に臭いの残りやすいのは

「システアミン」という化粧品登録の薬剤です。

 

化粧品登録とは、薬剤が優しいという意味ではなく

・カラーと同時施術をしても法律的に問題ない

・髪に優しいイメージがある

・ねじれの癖毛に向いている

などの特徴から、メーカーも好んで美容室に紹介します。

 

なので、意外にこの薬剤をメインで使っている美容室が多いです。

 

アルカリの種類

アルカリには揮発するものとそうでないものがあります。

 

施術中に臭いのあるものってありますよね?

ですが、この時に髪の中の臭いを飛ばしてくれていて意外に縮毛矯正後には残らないことが多いです。

 

反対に薬剤自体の臭いを抑えたものが、施術後の臭い残りが多い傾向にあります。

ヘアカラー

施術ミスでの臭い

「焦げたような臭い」

「枯葉のような臭い」

これは危険です。

 

このような臭いはかなり長く残ります。

これは

「髪の反応がしっかり終わっていない」

「薬剤が残ったまま高温になる」

ことで起こります。

 

髪の反応が終わっていない

縮毛矯正は2回薬をつけて、2回めの薬で髪の形を固定します。

 

この時「酸化」と言って「薬剤でアルカリになった髪を酸化」させるものです。

 

これが不十分だとしっかり固定されず髪の内部に臭いが残り続けてしまいます。

 

高温での薬剤処理

1回目の薬剤が反応し続けたままでアイロンの高温が当たると髪が焦げることがあります。

 

これは

「髪に水分が残ったままでのアイロン」が原因です。

薬剤の反応はシャンプー台で流した程度ではしっかり流れてずに反応が残っています。

この反応が残ったままで高温を当ててしまうと髪の中が焦げてしまうのです。

 

薬剤の反応を完全いとめるには

「しっかり流す」のではなく

「しっかり水分を飛ばす」ことがで薬剤の反応が止まります。

 

水分が残ったままでの高温アイロンが臭いの原因となってしまうのです。

 

臭いが残らない施術は?

これは美容師が意識しているかで変わってきます。

 

「臭わない薬剤を使う」のが一番早いですが、髪質によってはそれではクセが伸びないこともあります。

臭う薬剤の対処法

薬剤の反応速度も関係していて

「強い薬剤で一気に反応させる」のが一番臭いが残ります。

 

「弱い薬剤でじっくり、ゆっくり反応させる」と臭いが残りにくいです。

また、

・施中前の薬剤をつける前処理

・施術後の後処理

薬剤をつける前のPH調整、施中のアルカリ除去や薬剤の残留除去

などで大幅に臭いを減らすことができるのです。

 

臭いが残らない施術の仕方

縮毛矯正の臭いは

「髪の反応がしっかり終わっているか」が大切です。

 

通常は2回目の薬をしっかりつけることで酸化させて臭いも予防しますが

それだけでなく

 

・施術中のアイロン前のブロー

・施術後の完全ドライとアイロン仕上げ

この2つをすることでよりしっかり髪が酸化して

臭いの予防になります。

 

まとめ

臭いが残らないようにするには

施術のやり方が重要です。

 

こればかりは、お客様が気をつけることができないので、美容師さんに相談することをおすすめします。

 

髪の状態や、臭いにも気を付けてくれる美容師さんを探していきましょう。

少しでもストレスフリーになってくれる人が増えることを願っています。

 

この記事を書いた人
川合 じん

青森県青森市で美容師をしている川合じんです。ツヤツヤでまとまる髪と提供する美髪専門サロン『Natural』に勤務しています。
マンツーマン対応で、お客様のお悩みに真剣に向き合うことで、理想の髪を提供いたします。
髪のお悩みを抱える方や、美容室に不安を抱えるな方は是非一度ご相談ください。

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